2014年8月31日日曜日

昼休みに矢切の斜面林の下の水田に行き、歩いたり走ったりして2時間近く運動をしてきました。ここの辺りの水田はすっかり黄金色に実っていて見事でした。坂川の堤防に自生している木々には無数のスズメが留まっていて、水田との間を行ったり来たりしていました。水田の間の畔を歩いたら、珍しくあちこちからイナゴが飛び立って逃げました。

私が小学校3年生の途中まで九州の宮崎県小林市に住んでいた時は、どこの田んぼにもイナゴがたくさん発生していて、小学校の先生と一緒にクラスの生徒全員で畦道を歩きながらイナゴを手で捕まえて腰に下げた布の袋に入れて、家で炒(い)って食べていました。まだ食料難の時代でしたから、害虫防除と食料補給の一石二鳥の効果でしたが、今から考えるとそれが文部省や教育委員会の指導だったのか、単なる私が通っていた緑ヶ丘小学校や先生のアイデアだったのかはわかりません。贅沢(ぜいたく)に慣れた今の子供たちには、バッタを食べることなど想像もできないことかもしれません。
スズメもどこの田んぼにもたくさんいて、お米を横取りする害鳥ですから、案山子(かかし)を立てて脅かしたり、空気銃で撃ったり、カスミ網を張って防除をしていました。カスミ網で捕まえたスズメは醤油をつけて七輪(しちりん)であぶって食べました。

明日は館山の平砂浦に行ってマツ苗の発病試験を再度やるための砂を採取してきたいと思っていますが、天気予報では雨のようですので、明日の朝になってからどうするか決めるつもりです。