2014年9月1日月曜日

天気予報通り、朝起きたら松戸は小雨が降ったり止んだりしていましたが、館山は離れているので運を天にまかせて出発しました。途中土砂降りのところがあったり、地面が濡れていないところがあったりしましたが、約2時間半で平砂浦に着いた時には空は曇っていましたが雨は降っていませんでした。
昨年10月に植樹して今年の2月にはマツ苗の大量枯死が起こり、3月にマツだけ植樹し直した区画は草ぼうぼうでした。滞在時間が短かったので正確な枯死率は調査できませんでしたが、植え直したマツ苗ですでに枯死しているものも結構ありました。
私には名前はわかりませんが、自生している植物は強風環境で生き残るためでしょうか、まるでヒトデのように1ケ所から各方向にほふくしながら枝(茎)を伸ばしているのに気がつきました。
砂浜ではテントを張って、赤い旗を立てて、大勢でサーフィンの練習をしている人たちがいました。波が荒かったので、安全のために岸から一定の距離に人が並んで立って、その間で練習をしているように見えました。

発病試験用に砂を採取して、あちこち枯死状況を視察し終わったらちょうど雨が降り始めました。帰路にはまた強く雨が降っている場所がありましたが、計画した必要な作業は全部できたのでラッキーでした。チップを作るためのマツノザイセンチュウが高密度寄生している枯死木の採取は次回にする予定です。今朝出かける前に茨城県の大森種苗園に電話をしたら、希望の大きさのマツ苗が50本入手できるということでしたので、場合によっては明日購入しに行くかもしれません。
マツノザイセンチュウを接種して発病するのに約1ケ月かかりますので、できるだけ早く試験を開始したいと思っています。10月4日から1ケ月はアメリカに出かけて留守にしますので、それまでに結果が観察できるようにしたいからです。