2014年9月9日火曜日

今週11日(木)~12日(金)に信州大学農学部(長野県上伊那郡南蓑輪キャンパス)で開催される松枯れ防除実践講座の帰りに、千葉大学時代に私の研究室を専攻した元学生がやっているリンゴ園 http://www5.ocn.ne.jp/~kudamono/ を訪問したいと思って電話とメールで打ち合わせをした結果、13日(土)の朝食後に宿舎のルートイン伊那インターに車で迎えにきてくれることになりました。正式の名前は信州伊那谷の水野農園となっていました。下伊那郡松川町という南アルプスと中央アルプスが見えるところにあるらしく、宿舎からは車で30分くらいの距離とのことです。彼が卒業以来、会うのは何年かぶりですので楽しみです。
こうして、昔指導した元学生が社会で活躍しているのを見ることができるのは、元大学教員の冥利(みょうり)です。

マツ苗の発病試験の再現性確認と防除対策試験をする準備を進めてきましたが、今日供試する全ての鉢の準備ができました。自分の研究テーマとして一緒にやっている千葉大学園芸学部の3年生の女子学生S君も手伝ってくれました。あとは、千葉県森林研究所に行って培養したアツノザイセンチュウを分譲してもらってきて接種(鉢の中の砂に培地ごと埋設)するだけです。
一緒に昼食を食べた時に、S君も上記の松枯れ防除実践講座に受講申し込みをしてあるとのことで、驚きました。まだ3年生なのに、学外で開催される講座に高い受講料と交通費を払ってわざわざ受講しに行くという熱意はたいしたものです。多分彼女は将来りっぱな研究者になっていくような気がします。