写真を撮った後で橋を渡って金町側に行ったら、一株だけ赤くない彼岸花が咲いていました。よく見たら、すぐ側に赤と白の斑(ぶち)の彼岸花もありました。人間が選抜したのか、突然変異で自然にできたのかはわかりませんが、コスモスにしても彼岸花にしても、私たちの目を楽しませてくれます。
千葉大学園芸学部構内のマテバシイは、日当たりのよい枝葉のドングリは褐色に色付いてきました。ツバキの葉にはチャドクガの幼虫がびっしり付いていました。触ったらかぶれて大変です。
先週訪ねた長野県下伊那郡松川町でリンゴとナシの農園をやっている卒業生のM君から、りっぱな梨(幸水)が送ってきたので、すぐメールで礼状を打っておきました。彼は確か40才になったと言っていたので、卒業して18年も経つのに、ありがたいことです。
腎臓透析と2度の脳梗塞で長期入院している元同僚教授/親友のN君を見舞いに行ってきました。今日は顔色がよく、穏やかで、私が長野県で撮ってきた写真を見せながら講演の話や、卒業生がやっているリンゴ園・ナシ園の話をしたら、写真や私の顔を見ながら聴いてくれました。卒業生の家族と一緒に写っている写真を見せながら、こうして指導した元学生が社会で活躍するのを見れるのは大学教師の喜びだなと言ったら、言葉に出しての返事はありませんでしたが、何となく頷(うなず)いたような気がしました。
卒業生から送ってきた大きな梨を1個おすそ分けしますと書いたメモと一緒にサイドテーブルに置いてきました。写真もパソコンでプリントしたものを何枚かクリアフォルダーに挟んで置いてきましたので、後で奥様が来られた時に、私がN君にどんな話をしたか想像できる筈です。ついでに、最近アメリカ人の友人から送ってきたThe Train of Life(人生の列車)という小文のコピーも置いてきました。奥様は英語が堪能な方ですので、日本語に訳してN君に読んであげる筈です。
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