2014年9月21日日曜日

第2回マツ苗発病試験の残りの作業を全部終わりにしました。現場では松くい虫被害木を伐採した後でチップ化して砂浜に敷きつめることがあります。チップの中にはマツノザイセンチュウが寄生していますので、砂の中の水分を利用して植樹されたマツ苗の根から侵入・発病させることはないのか確かめるために、鉢の中の砂の上に当年枯れの枝から採取した材片(DNA診断でマツノザイセンチュウが存在することを確認済み)を重ねて敷く区も作りました。線虫が侵入して大体1ケ月ぐらいで発病してマツ苗は枯れることがわかっていますので、私がアメリカから帰国する11月初旬頃には結果がでている筈です。