2014年9月27日土曜日

東京日本橋の「好成軒」というところで、千葉大学園芸学部の研究室の古い卒業生の集い「名月を愛でる会」があり、私も参加してきました。特別会員の教員も含めて会員数は名簿上は167名ですが、参加者は14名でした。遠くは新潟県上越市や大阪府川西市から来られた方もおられました。
まだ現職の若い会員は多忙で、後期高齢者の年齢をはるかに超えた年配の会員は健康問題などで、参加できない人たちが増えているようです。特に、この会の発案者でもあり常連参加者だったS先輩とO先輩が来られなくなったのは寂しい限りでした。かつてのお二人のお元気だった頃の様子を思い出しました。それでも、同窓の懐かしい仲間と久し振りに顔を合わせて、楽しいひと時を過ごしました。

東京に出かける前に大学に寄ってマツ苗の発病試験の様子を観察してきましたが、マツノザイセンチュウの根系感染を防ぐ対策としてあらかじめマツ苗の根を薬液に浸漬処理してから鉢に植えた区では、高濃度区では6鉢中の4鉢で薬害と思われる症状が発現していました。無処理区や低濃度区では薬害症状は見られませんでしたので、マツ苗の根を薬液に浸漬処理する場合は事前の予備試験で濃度設定をしっかりしないと駄目だということになりそうです。

東京からの帰途、道路脇に設置してある大きなバケツ形のプランターに綺麗な花が植えてあり、名前はわかりませんが訪花昆虫が来ているのが目に留まりましたので、写真を1枚撮ってきました。