2014年10月26日日曜日

朝10時に来ると言っていたマージーさんは、いつものように約束よりずい分遅れて来たので、結局モーテルを出発したのは昼頃になってしまいました。GPS(カーナビ)があるので昔のように地図を見ることもなく、途中1回休憩しただけでノースカロライナ州とバージニア州の境にあるMount Airyという田舎町のHollowsといういつも使うモーテルに午後3時頃着きました。Kelly君に電話をして、彼が到着するまで時間があるので私はArarat  River沿いに設置してあるGreenway(遊歩道)に散歩に行き、往復で1マイル(=1.6Km)ほど歩いてきました。
モーテルの事務所には、今では珍しいコインを入れてかける公衆電話の上に電気スタンドを固定したものが置いてあったので、受付をしていた奥さんにコインを入れたら電話をかけられますかと冗談で言ってみたら、当然駄目だとの答えでした。こういう形の電話機は珍しいですねと言ったら、ご主人が昔電話会社に勤めていたので見つけてきたのだとのことでした。壁にはBobcat(ヤマネコ)の剥製が飾ってあり、昨年来た時もあって格好いいと思ったのですが、ご主人が息子とテキサス州にDeer Hunting(鹿狩り)に行った時に、森の中で偶然出会ったので仕留めたものとのことでした。

遊歩道には1/4マイル(=400m)ごとに道標の石が置いてあり、ノースカロライナ州の標語"Eat Smart・Move More"(適切な食べ方をして、体をもっと動かせ)が書いてあります。アララット川は浅く水量も少ないのですが、水が透き通っていて上から魚が泳いでいるのが見えました。サギが1羽下流の方から上流の方に向かってゆっくり移動しながら、時々急に首を水中に突っ込んで小魚を捕って飲み込んでいました。ノースカロライナ州の州鳥に指定されているCardinal(カージナル)またはRed Bird(赤い鳥)と呼ばれる真っ赤な鳥が目の前に現れて木立に留まりました。昨年来た時は、小さな崖の上の大きな木の根元の空間に住んでいたのと同じ個体かどうかはわかりませんが、木立の下の草むらからGroundhog(ウッドチャック)と呼ばれる巨大モグラみたいな小動物が現れ、後ろ足で立って私の様子を伺っていました。

モーテルに戻ったら間もなくKelly君が山から下りてきて到着したので、一緒に昨年も行った近くのレストランに行って夕食を食べ、明日と明後日の打ち合わせをしました。奥さんのJannieさんは体調が悪くて一緒に来れなかったとのことでした。

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