2014年10月6日月曜日

朝6時に目覚まし時計を設定して、起きてすぐシャワーを浴びてひげを剃って、1階のロビーで朝食を食べました。その後フィッシングのタックルボックス(疑似餌や各種道具が入っている)の中身を整理したり、持参する2組のリールとロッド(竿)が使える状態であることなどを確認してから、Don君がモーテルから出発してLake Johnsonに向かう時間として昨夜約束した7時半にロビーで待っていました。Don君はなかなか現れず、8時になったら妹のJoyさんがコーヒーを飲みに出てきたので、7時半に出発という約束だったのにDon君はどうしていると訊いたら、まだ寝ているとのこと。起こしに部屋に戻ったけど、起き上がるのに多分4時間くらいはかかるだろうと言うので、彼を置いて一人で行くことにしました。
ボートの管理小屋に行ったら、ボートだけを借りるのだったら1時間$4で、電気モーターと一緒に借りるのだったら1時間$10で一日(日の出から日没まで)だと$50だと言われました。先ずは1時間だけとして、調子が良くて良く釣れればさらに時間を延長することにしました。片方の竿には水面の浅いところを動かす魚の形をしたルアー、もう片方の竿には水の底を這わせるプラスチックのミミズをつけて、電気モーターでボートを岸と並行にゆっくり走らせながらルアーを投げましたが、全く当たりがないので今日の釣りは1時間だけで止めることにしました。

ボートを返却してまだ体力があったので、池の周りを1周(3マイル=約5km)写真を撮りながらウォーキンギしてからモーテルに戻りました。ジャンバーのポケットに入れた筈のパスポートと国際運転免許証がないことに気が付き、釣りをしている間にボートに落としたのだと思ってすぐボート小屋に引き返して、そのままになっていたボートの中を探してもらいましたが、どこにもありませんでした。ウォーキングの途中で暑くなってジャンバーを脱いだので、その時に落としたかもと思って同じ道をもう1回歩いてみましたが、見つかりませんでした。車の中にもなく、湖の駐車場にもモーテルの駐車場にもなく、モーテルの部屋の中にもありませんでした。
パスポートと運転免許証がなくなったので大変です。先ず、Lake JohnsonのあるRaleigh市の警察と、モーテルのあるCary市の警察の電話番号を電話帳で調べて、紛失届をし、誰かが見つけて届けてくれた場合のために私の名前とモーテルの連絡先を伝えました。もう一度ボート小屋に行って、誰かが拾って届けてくれた時にために連絡先としてMargieさんの名前と電話番号を書いた紙を置いてきました。モーテルの受付にももし駐車場で誰かが見つけて届けてくれた時のために大事なパスポートをなくしたということと、私の名前を伝えました。それからネットでワシントンDCにある日本大使館の電話番号を調べて事情を説明しました。まだ1ヶ月近くこちらに滞在すると伝えたら現地発行してくれることになり、日本から戸籍謄本を取り寄せて、写真2枚と航空券の控えと警察の紛失証明と新規発行料$165を用意して大使館に行くことになりました。ワシントンDCまではここから車で約5時間かかるので大変ですが、本人が出頭しなければ駄目ですので止むを得ません。車で行くか、長距離バスで行くか、列車で行くか、考えようと思っています。早速日本の妻にFAXを送って、戸籍謄本を取り寄せてEMS便でモーテルの住所宛に送るように依頼しました。
ジャンバーのポケットが浅く、ボタンもチャックもなかったので、どこかで滑り出てしまったのでしょうが、大失敗をしてしまいました。

夕方はDon君と「すしつね」という日本料理のお寿司屋さんに行って、夕食にすしスペシャル(味噌汁とサラダ付きで約$15)を食べました。マスターの日本人は私が毎年立ち寄るので顔なじみで、今年はいつ来るのかと待っていたとのことでした。Don君は少しアルコール中毒気味で、常にビールを手放さないだけでなく、妹のJoyさんによると昨夜はウォッカを飲み干したと言っていましたので、朝約束の時間に起きられなかったようです。明日の朝は再度一緒にフィッシングに行く約束をしましたが、どうすればアルコール中毒から抜け出せるか、同じような状況を経験して今は一滴もアルコールを飲まなくなったKelly君に相談してみようと思っています。
今日はパスポートと運転免許証をなくすというとんでもない一日になってしまいました。