2014年11月9日日曜日

朝は雨が降っていましたが、昼には止んで晴れ間もでてきたので、江戸川堤防を上流に向かって右岸を往復8Km歩いたり走ったりして運動をしてきました。アメリカに出発した10月4日から1ケ月以上経ったので、河川敷の景色もずい分変わって、冬に向かっていました。
ノースカロライナ州キャリー市のモーテルに滞在中に、朝は近くのRegency Parkの池の周りで、夕方はLake Johnsonの湖の周りで、ウォーキングやジョギングをしていた時の景色や雰囲気を思い出しました。

昨日・今日とお気に入りに入れてあるこのブログに接続ができなかったので、ネットで「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」と打って検索してそこから接続できるかどうか試してみたら、「月刊精神分析2012年12月特集 市橋達也 リンゼイ・ホーカーさん強姦殺害逃亡事件」 http://agency-inc.com/ichihashi-tatsuya/ というサイトにぶつかりました。事件の詳しい経緯や、関係者の写真や、経歴や、裁判でのやりとりや、このブログの記事がたくさん引用されていて驚きました。私と支援者との交流の場として書いていたこのブログがこんなに注目されて、予想外の人に読まれていたとは想像もしませんでした。社会的に大きな関心を集めた事件でしたので、市橋君が何故あのような事件を起こしたのか精神構造を解明しようとして、できるだけ詳しい情報を集められたようです。裁判で私が1回だけ証言した時に胸が詰まって声が出せなくなった時のことも正確に描写されていましたので、この記事の著者はすぐ側で裁判を傍聴していたとしか考えられません。ブログで報告した市橋君との接見の様子は、市橋君がどういう人間かを推察する貴重な情報になったようです。

私自身も、当時市橋君が何故あんな馬鹿なことをして一生を棒に振ってしまったのか一生懸命理解しようとして、彼が置かれていた立場からいくつかの想像をしましたが、結局仮説に過ぎず、本当のところは市橋君の心の中を覗いてみないとわからないと思いました。
今は、彼がどこで服役しているかもわかりませんし、彼からの連絡もありませんが、覚悟を決めて罪の償いをしていると信じています。何年か時間が経って、私と話をしたくなる時がくれば、連絡をしてくれると信じています。