本堂の裏には紅葉(もみじ)が真っ赤に色づいて、茅葺(かやぶき)の屋根と白壁に映えて鮮やかでした。裏山に自然に生えているアカマツの中に、基部は普通の幹で上部で2本に分かれた木がありましたが、分かれた部分の幹の樹皮が見たことがないような真っ赤な色をしていました。
少し離れたところにある火山(ひやま)峠の芭蕉の松も見に行きました。こちらの松もアカマツの大木で、相変わらず威風堂々と立っていました。火山の農産物直売所に寄ってみたら、誰かが珍しいので持ってきて置いていったというリンゴが1個ありました。大きなリンゴと小さなリンゴの果実が癒合していました。樹木の根や幹が癒合するのはよく見ますが、果実が癒合するのは初めて見ました。