2014年11月22日土曜日

明治大学の北野 大(まさる)先生が世話人をしている化学物質評価研究機構寄付講座の講義が来年度前期に明治大学と淑徳大学の共催で行われることになったとのメール連絡が届き、私にも例年通り農薬の安全性について2コマ分の講義担当の依頼がありました。来年の4月25日は他の予定はまだ入っていませんので、了承の返信をしました。

千葉大学園芸学部で植物病理学研究室と応用昆虫学研究室の合同の同窓会が、1961年振りに開催され、私も出席しました。昭和31年卒業の年配の卒業生を含めて大勢の方々が集まり、楽しいひと時を過ごしました。昭和41年卒業の私も長老の一人として中締めの挨拶を頼まれましたので、現役の学部生・大学院生諸君にはしっかり勉強すれば将来の道は自(おの)ずから開けることを、社会のいろいろな分野で活躍している中年の世代の卒業生にはこれからも社会をしっかり支えていってほしいことを、私と同年配以上の高齢者には健康管理をすることが仕事と思ってしっかり健康を維持して下さいとお話して挨拶に変えました。

明日は新幹線で新潟に行って、駅でレンタカーを借りて胎内市に移動し、荒井浜森林公園周辺の松くい虫被害木の調査をしてくる予定です。現地の肥料工場で働いている私の千葉大学勤務時代の卒業生S博士が手伝ってくれることになっています。調査は明後日の午後までして、新潟を夕方5時頃の新幹線で帰ってくるつもりです。今年のヘリコプターによる薬剤散布と樹幹注入の効果がどれくらい発揮されているか、評価することが目的です。
S博士に電話で確認したところ、薬剤無散布の林分は生きている松がほとんど見当たらないほど枯れているとのことでした。新潟駅でのレンタカーと胎内市内の宿泊ホテルはネットで予約しました。