2014年11月29日土曜日

朝から雨でしたが、一日中机に向っているとまた体が鈍(なま)ると思って、夕方雨が上がってから水元公園に行きちょうど2時間歩いたり走ったりしてきました。
まだ空は曇っていて、霧も出ていて、いつもとは違う景色でした。帰りは葛飾大橋を渡る時に太陽が地平線に沈んで、残りの夕焼け空に東京スカイツリーと富士山が浮かんで見えました。

島根県出雲市では2008年に松くい虫防除で有人ヘリコプターで薬剤散布が行われた時に、子供たちの目のかゆみ騒動があり、原因解明委員会では原因を特定できないという結論でしたが、その後の薬剤散布は中止に追い込まれました。出雲市ではそれまでの薬剤散布の年間予算約2,500万円を4倍の1億円に増やして樹幹注入に切り換えたにもかかわらず、従来薬剤散布で守っていた松林面積の1%しかカバーできず、平成23年(2011年)の松くい虫被害材積量は過去最悪を記録してしまいました。今まで何十年という年月をかけて守ってきた松林が松くい虫被害で枯死し、特に出雲大社の裏山の北山山系の麓の集落では大雨や地震によるがけ崩れの危険に曝(さら)されるという、多くの人々の人命に関わる大変な損害をこうむることになりました。
それでも、隠岐の島だけはヘリコプターによる薬剤散布が続けられてきましたが、今年の5月に散布が行われた時に、散布7日後に1家族(3人)だけが目の痛みなどの体調不良を訴え、その後6月に予定されていた地上からの薬剤散布が中止になるという事件がありました。来年度の松くい虫防除をどうするか検討会議があるらしく、島根県の担当者から今年の事件に関して公表されている情報が送ってきて、薬剤散布と目の痛みなどの体調不良との因果関係に関する私の意見を求められました。
私たちは過去10年間、全国各地で松くい虫防除で散布された薬剤の飛散実態の科学的調査と周辺住民への健康影響の可能性について評価してきましたが、その経験を踏まえて隠岐の島での情報を精査すると、今回散布された薬剤の飛散濃度が健康影響を及ぼす閾値(いきち)に達する可能性は全く考えられないという私の見解を送っておきました。

先日出張した機会に、市橋君の更生を支援する会の幹事お二人とお会いしました。久し振りの再会でしたので大変なつかしく、つくば中央警察署に収檻されている人から私宛に突然届いた手紙にどう対応したらよいかまだ迷っていることなど、いろいろお話をしました。もう一人の幹事の方も含めて、市橋君の支援活動を通して、家族のような親しさと絆(きずな)を感じます。来年の6月にまた全員で会いましょうと確認してお別れしました。