2014年11月6日木曜日

東京農業大学総合研究所研究会農薬部会(前任者の山本 出先生の後を継いで私が現在の部会長)の第96回セミナーのプログラムは以下のように決まり、事務局から幹事の方々に案内状を配信しました。

1.日  時:平成 26年 12月 5日(金)14:00〜 17:00

2.場  所:東京農業大学グリーンアカデミーホール3F大会議室 
                                       
3.講 演:  
『ミツバチとネオニコチノイド系農薬〜問題の解決はどこに向かうか』 
14:00〜15:00  講師:中村 純氏(玉川大学)
                     
『ネオニコチノイドの作用機構、特にnAChRにおける昆虫と動物の選択性(仮)』
 15:00〜16:00  講師:松田 一彦氏(近畿大学)

『リスク評価における「有害影響」について ネオニコチノイド論文を一例に(仮)』
16:00〜17:00  講師:畝山 智香子氏(国立医薬品食品衛生研究所)  
 
 懇親会:グリーンアカデミーホール2Fにて(会費1000円)

農薬部会セミナーは年に5~6回開催され、年会費を払って農薬部会員になっている方々を対象のクローズドなセミナーですので、非会員の一般の方々が参加できるオープンなセミナーではありませんが、毎回素晴らしい講師が素晴らしい内容の講演をされますので、時々情報をキャッチした非会員やメディア関係者から聴講させてほしいという申込みがあります。会場の座席数に余裕がある場合は、会員になっていただくか、参加費を払っていただいて聴講していただいています。
今回の話題は、先日朝日新聞と読売新聞にグリーンピースジャパンが感情に訴える反ニコチノイドの全面広告を掲載した後というタイミングですので、多くの人の関心を集めそうです。各々の分野の第一人者を講師にお迎えして、ネオニコチノイドの健康影響とミツバチ影響について、事実を科学的に検証できればと思っています。