2014年12月3日水曜日

アメリカ人の義理の息子は、昨夜は夜中の12時頃帰宅したようです。日本のテレビ局の人たちと会って、今年映像を日本に送った事件やスポーツや政治的イベントについてや、来年予想される重要なイベントなどについて情報交換して、六本木辺りで一杯やったようです。英語と日本語とスペイン語がしゃべれるといっても、仕事を受注するための日本という外国での年末の挨拶回りは大変だろうなと想像します。
今日も東京に出かけましたが、夕方は約束がないので4時頃帰れると言ったので、一緒に食事をしようと約束をしました。5時頃、妻と3人で回転ずしに行きました。

千葉県平砂浦で植樹されたマツ苗が大量に枯死した原因を解明するための第2回目の発病試験が終わりましたので、植木鉢の砂を捨てて後片付けをしました。元気のいいクロマツの苗が約20本、アカマツの苗が約20本残ってしまいました。マツノザイセンチュウを接種したりした試験の残りですから、実験材料としては使えませんが、生きているマツの苗をゴミ捨て場に捨てて殺すのは少し心が痛みます。どこかに移植しておけば、50年後にはりっぱなマツの大木に育つかもしれませんので。
幸い一緒に研究をしているN先生が自分の管理している実験圃場の一部に移植してもいいと言って下さったので、明日場所を相談して一応どこかに移植しようと思っています。

グリーンピース・ジャパンというのはどういう組織かなと思っていたら、知人がどこかに公開されている宣伝の動画を送ってくれました。
https://www.youtube.com/watch?v=D4Kl-ACiV9A
選挙のプロモーション動画などと同様に、自分たちの主張のために、ネオニコチノイド剤の性質についてずい分都合のいいように単純化されて編集されているなという印象を受けました。
こういう宣伝は、在日外国人(この言葉が適切かどうかわかりませんが)に対するいわゆるヘイトスピーチと同じ類(たぐい)で、科学者を登場させてはいますが、その科学者の説明も一方的な視点が誇張されていて、非科学的で危険だなと思いました。
明後日の農薬部会セミナーに参加されるグリーンピース・ジャパン所属の方はこの動画にも登場していましたが、先入観念にとらわれずに、科学的な事実を本当に理解しようという姿勢をお持ちかどうか・・。あるいは、単に自分たちの活動を推進するために科学的事実を否定するあら探しが目的なのか、それによって、この組織の活動がまともかどうか一つの判断材料になるのではと思います。