2014年12月20日土曜日

夕方4時にある農薬会社OBのK博士と松戸駅で待ち合わせて、忘年会をやることになっていましたので、その前に少しでもカロリーを消費しておこうと思って江戸川堤防に約2時間運動に出かけました。園芸学部構内の創立百周年記念戸定ケ丘ホール前の黄金色に輝いていた銀杏(イチョウ)の大木はすっかり落葉して幹と枝だけになっていました。何のグループかはわかりませんが、その前のグランドに大勢の大人と子供が集まって焚火(たきび)をしていました。この頃は野外で焚火を見ることはほとんどなくなったので、赤い炎が温かく感じられました。
JRの陸橋の上から見る戸定ケ丘の斜面林も、広葉樹がすっかり落葉して4本あるマツの大木の頭が見分けられるようになっていました。
水元公園の案内の看板をよく見たら、Aブロック、Bブロック、Cブロックという区分けがしてあることに気がつきました。不動池があってカメラマンがいつ行っても三脚を立ててカワセミの写真を撮ろうと狙っているところは、Cブロックでした。小合溜と呼ばれる池の向こう側が埼玉県のみさと公園になっているところは、Bブロックでした。

K博士とたまにはインド料理を食べようということになって、以前も行ったことがある西口のビルに行ってみたら、廃業したらしく閉っていました。仕方がないので、比較的静かに話ができる地下にある居酒屋に行き、鍋をつつきながら一杯やりました。K博士は私より6才年長ですから多分78才の筈ですが、相変わらず勉強熱心で、まだ仕事(植物保護で貢献)をしたいという情熱をお持ちでした。K博士は現職の時にネオニコチノイドの開発にも関わった方で医学博士ですから、今一部の人たちから攻撃目標にされているネオニコチノイドについて、科学的に正しい情報を社会に発信する普及記事を農学博士の私と共著で書いてどこかの雑誌に投稿しませんかと提案をして、若干の資料もお渡ししました。果たして彼の興味に火がついて本気になってくれるかどうか・・。
二次会は少し酔いを醒ますために喫茶店でコーヒーを飲んで、夜の8時半頃に別れました。