2015年1月8日木曜日

まだ今月29日(木)の講演の準備をしています。講演に使うスライドをあらかじめ提出して配布資料としてプリントしてもらわなければなりませんし、来週と再来週は予定がたくさん入っているのでそんなに時間のゆとりはありません。

昼休みは運動を兼ねてちょっと遠くにある自転車専門店に歩いて行って、どんな自転車があるか見てきました。今の体調では、江戸川堤防を歩いたり走ったりしてもあまり遠くまで行けないので、自転車に乗れば同じ時間でも楽をしてかなり遠くまで行けるのではという怠け心です。自転車にもいろいろあるので、目的を絞らないとどれを買ったらいいか決められないということがわかりました。あと2~3軒見て回ってからゆっくり考えたいと思います。

東京農業大学総合研究所研究会 http://nri.nodai.ac.jp/society/ には現在23の部会 http://nri.nodai.ac.jp/society/groups/ があり、農薬部会はその中の一つです。1月16日(金)の新年の顔合わせ会の時の特別講演はすでに演者と演題が決まっていますが、3月6日(金)の第97回部会セミナーの2名の講師候補者として幹事会で推薦された方々と折衝して、引き受けていただけるかどうか打診しなければなりません。1名についてはすでに幹事の一人を通して承諾を得ましたが、もう1名については私が今日打診のメールを送りました。メールには、比較的最近実施したセミナー・特別講演の一覧表を作成して添付しました。
長年部会長として農薬部会を引っ張ってこられた山本 出先生の後任として、現在は私が部会長を務めていますが、伝統と実績のある本研究会を継続・発展させる責任があります。私にできる社会貢献の一つとして、今年も幹事会と相談しつつできるだけよいセミナー・特別講演を企画したいと思っています。


東京農大総研研究会農薬部会セミナー・特別講演一覧
(2011年5月~2015年1月)
Ⅰ.特別講演
(1)平成23年度総会  平成23年 5月27日(金))
  梅津 憲治氏(大塚化学(株)・東京農業大学総合研究所客員教授)
    我が航跡-東北大学・カリフォルニア大学・大塚化学・これから
(2)平成24年度総会  平成24年 5月11日(金)
  関澤 純氏(元)国立医薬品食品衛生研究所・徳島大学教授)
    食品経由の健康リスクとリスクマネジメントの関係
     -化学物質、微生物・放射線のちがいを考える
(3)平成25年新年顔合わせの会 平成25年1月18日(金)
  本山 直樹氏(東京農業大学客員教授)
    白砂青松100選の松原が消滅しつつあるのは何故か
     -魔女の噂に怯える行政 - 
(4)平成25年度総会 平成25621日(金)
  中西準子氏(横浜国立大学名誉教授・産総研フェロー)
    放射線の健康リスク問題を考える
     -福島第一のリスクはどのくらいだったのか-
(5)平成26年新年顔合わせの会 平成26年 1月17日(金)
  石田 三雄氏(元三共)
    いまも世界に輝く高峰譲吉の業績
      ホルモンハンター:アドレナリンの発見-
(6)平成25年度総会 平成26516日(金)
  染谷 茂氏((株)アグリプラス代表)
    地の利を生かした都市近郊農業
     -私の歩いてきた道-
(7)平成27年新年顔合わせの会 平成27116日(金)
  Dr. Harald Printz (バイエルクロップサイエンス(株)代表取締役
  社長)
    Feeding a Hungry Planet
     -Perspectives from a Multinational Company 

Ⅱ.部会セミナー 「新農薬の開発戦略」
第82回セミナー  平成23年 7月29日(金)
  仲下 英雄氏(東京農業大学教授)
    誘導抵抗性による病害防除の現状と可能性
  山本 出氏(東京農業大学名誉教授)
    食品の安全性-放射能汚染、中国事情を含む
第83回セミナー  平成23年 9月30日(金)
  上山 功夫氏(元バイエルクロップサイエンス株式会社)
    第17回国際植物会議に出席して
  池平 秀行氏(住友化学㈱有機合成研究所フェロー)
     有機ELに関して
第84回セミナー  平成23年12月 2日(金)
  本山 直樹氏(東京農業大学客員教授)
    農薬飛散による健康被害と報道された事例の再検証
     -出雲市での目のかゆみ事件など
  山本 出氏(東京農業大学名誉教授)
    ネオニコチノイドのこれから
第85回セミナー  平成24年 2月17日(金)
  Dr.Philip Lee (元DuPont社、京大招聘教授)
    Can computational technology adequately predict the
    physico-chemical properties, environmental and toxicological
    behavior of organic chemicals?
  吉村 巧氏(㈱KI研究所)
    新たなALS阻害型除草剤の創出を目指して
     -PC除草剤からピリミスルファンの開発まで-
第86回セミナー  平成24年 7月27日(金)
  梅津 憲治氏(大塚化学(株)・東京農業大学総合研究所客員教授)
    植物工場の現状と将来と課題
第87回セミナー  平成24年10月19日(金)
  波多野 連平氏(日本曹達㈱ 農業化学品事業部)
    農業用くん煙剤の話
  若山 健二氏(日産化学工業㈱)
    新規土壌病害殺菌剤としての「アミスルブロム」について    
第88回セミナー  平成24年12月14日(金)
  上原 正浩氏(日本農薬株式会社 総合研究所)
    ピリフルキナゾンの創製について
  青山 博昭氏(一般財団法人残留農薬研究所)
    農薬の内分泌かく乱作用に関する諸問題と科学的対応
第89回セミナー  平成25年 3月 8日(金)
  貴田 健一氏(クミアイ化学工業(株) 生物科学研究所)
    新規殺菌剤ファンタジスタ顆粒水和剤の特性と農業分野におけ
    る有効性 
  服部 光雄氏(日本曹達(株) 常任顧問)
    国内外の農薬登録制度と最近の動向について 
第90回セミナー  平成25年 7月 19日(金)
  真鍋 昇氏(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
    世界的なミツバチ減少の原因解明の実態    
  冨沢 元博氏(東京農業大学 応用生物科学部教授) 
    受容体構造をガイドとしたニコチン性リガンドの分子設計
第91回セミナー   平成25年 9月20日(金)
  原 正樹氏(住友化学㈱ 国際アグロ事業部登録部)
    EUにおけるネオニコチノイド剤規制の経緯と最近の動向  
  松村 正哉氏(独立行政法人 九州沖縄農業研究センター)
    イネウンカ類の薬剤抵抗性:現状と今後の課題
第92回セミナー  平成25年12月 6日(金)  
  作田 庄平氏 (東京大学大学院 農学生命学研究科 準教授)
    マイコトキシンと生産制御  
  大川 茂範氏 (宮城県古川試験場)
    宮城県の津波被災農地の復旧過程における植生管理
第93回セミナー  平成26年3月 4日(火)
  浅見忠男氏(東京大学生命化学研究科教授)
    研究の源流へ~新しい植物ホルモンを求めて~
  更田真一郎氏(環境省農薬環境管理室長)
    農薬の大気経由による影響評価に関する検討状況について
第94回セミナー 平成26718日(金)
  松島芳隆氏(東京農業大学生物応用化学科教授)
    生物活性物質を中心とした有機合成化学的研究
  国見裕久氏(東京農工大学大学院農学研究院教授)
    害虫防除における天敵微生物の利用:歴史と展望
第95回セミナー 平成26103日(金)
  山本 出氏(東京農業大学名誉教授)
    日本農業の展望
  長田裕之氏(理化学研究所基幹研究所ケミカルバイオロジー研究
  領域長)
    ケミカルバイオロジーによる創農薬の可能性
第96回セミナー 平成26125日(金)
  中村 純氏(玉川大学学術研究所ミツバチ科学研究センター主任)
    ミツバチとネオニコチノイド系農薬-問題の解決はどこに向かうか
  松田一彦氏(近畿大学農学部教授)
    ネオニコチノイドの選択性:メカニズムとレベル
  畝山智香子氏(国立医薬品食品研究所安全情報部第三室長)
    ネオニコチノイドの評価について-EFSAは何をどう評価
    したのか