2015年1月7日水曜日

昼休みに道場でいつものように準備運動と筋力トレーニングを少ししてから、江戸川堤防を8Km 歩いたり走ったりしてきましたが、今日は体調が良かったので走る割合を多くして、少し早く走りました。途中、堤防上にあるトイレの建物の外壁に中年の男性がもたれかかって座って日向ぼっこをしながら野良猫を膝に抱いて背中を撫でていました。いつも餌をやる人がいるので、野良猫が2~3匹住みついています。男性も野良猫もうっとりした様子で、お互いに癒されているように見えました。

千葉大学時代の元同僚教授/友人のN君を見舞いにリハビリセンターに行ったら、奥さんが来ていて看護師に隠れてアイスクリームを食べさせたところでした。3人そろうのは久し振りだったので、いつもは30分ぐらいしかいないのに1時間半ぐらいいてN君に話しかけました。「明けましておめでとう、今年もお正月を迎えられて良かったな」と言ってから、今日はここに来る前に8Km走ってきたことや、今月は今から4回講演予定(福岡、岡山、大阪、千葉)があることなどを話しました。1月29日の千葉での講演のスライドの1枚目だけをプリントして持って行って、どういう内容を話す予定か話してあげました。今読んでいるネオニコチノイドに関する英語の論文をプリントして持って行って、彼の目の前にかざして「おい、君はまだ英語が読めるか」と言ってやったら、目をしっかり開けて論文をじっと見ていました。今日はN君は気分がよかったのか、ずい分長い時間「あーっ」、とか「うーっ」とか大きな声を出していたので、「何か私に言おうとしているのだな、だけど通訳できる機械がないと何を言っているのかわからないよ」と言いました。しばらくしたら、疲れたのか静かになって目がとろんとしてきたので、「じゃー私は今日はこれで帰るから、また来るからな」と言って病室を後にしました。奥さんは私とN君の会話を聞きながら時々涙ぐんでいましたが、自分はN君がおしめを代えてもらう時間までもう少しここにいると言って残りました。

アメリカ人の友人から"How Fortunate We are !!!"(私たちは何て幸運なんだろう)と題したサイトが転送されてきました。ウィルスの心配はないと書いてありましたが、私にはわかりませんので写真の一部だけをコピーしておきます。写真に上書きされている文章は素晴らしく、まさにその通りだと思いました。
 
     (写真はクリックすると拡大できます)