2015年1月5日月曜日

12月5日のブログで、反ネオニコチノイド活動をしている人たちが自分たちの政治的目的を達成するために科学論文を利用する策略会議を開いて実行してきたことがばく露されたという、イギリスの新聞 THE TIMES の記事を紹介しました。
http://www.scientific-alliance.org/node/898
同様の情報は http://www.science20.com/print/150299 にも載っていることを12月15日のブログで紹介しました。

12月5日に東京農大総研研究会農薬部会セミナーでは、ネオニコチノイドの健康影響とミツバチ影響について各々の分野の第一人者の研究者を講師として招いて、流布されている情報やその根拠とされる論文を科学的視点から検証していただきました。その結果、反ネオニコチノイド活動の根拠になっている情報や論文は科学的な信頼性が低いという事実が明確になりました。昨年8月8日の朝日新聞と読売新聞に反ネオニコチノイドの全面広告を掲載したグリーンピース・ジャパンという団体から3名の方がこのセミナーに特別参加をして熱心に勉強をしておられたので、その後グリーンピース・ジャパンの見解や主張がどう変わるか興味がありました。
ある知人から届いたサイト  http://hbol.jp/17431 に載っている12月31日付けの取材報告を見ると、以前と全く変わっていないという印象を受けます。

反遺伝子組換え活動や、反農薬活動や、有機農業推進活動・無農薬農産物宅配ビジネスなどと同様に、グリーンピース・ジャパンの反ネオニコチノイド活動も、科学的事実とは無関係に、それぞれの組織の主義・主張・存在価値・生き甲斐・ビジネスとして行われていると考えざるを得ないのは残念です。

昼休みに道場で準備運動と筋力トレーニングをしてから、江戸川堤防を上流に向かって右岸を往復22Km地点まで歩いたり走ったりしてきました。いつもの倍くらいの距離ですが、流山市に入ると川幅は狭くなり、堤防沿いには昔風の板壁の木造の倉庫らしい建物もあり、風情があります。
丹後(たんご)の渡し跡の道標を見ると、昔新撰組が流山に来た時にここの渡し舟を利用したらしいとのこと。新撰組隊長近藤 勇を含む新撰組の残党は流山で新政府軍に捕まり、確か板橋の刑場で斬首されたと聞きました。副隊長土方歳三は別行動で、北海道の函館の五稜郭に入って新政府軍との戦いで戦死したとのことですから、ある時期には京都守護職の会津藩と連携して治安維持に活躍していた新撰組も、時代の流れには勝てずに逆賊として惨めな最期を遂げたのでしょう。
ほとんどの植物が枯れている今の時期に、夏みかんだけは実が黄金色に輝いていて目立ちます。