2015年1月6日火曜日

農薬工業会の平成27年(2015年)賀詞交換会が東京大手町の経団連会館ホールで行われ、私も招待されましたので出席してきました。日本農薬株式会社の神山(こうやま)洋一社長が現在の農薬工業会の会長を務めていますので、開会の挨拶がありました。実は神山氏は私の千葉大学時代の同じ研究室の出身で7学年後輩にあたります。学生時代は(合併する前の三菱化成株式会社研究所に就職してからも)ラグビー部に所属して、グランドを走り回っていたという噂を聞いたことがあります。やはり、運動に全力を注げる人は仕事にも全力を注いで力を発揮するという好例でしょうか。
そういえば、東京農業大学の大澤貫寿学長(現理事長)も学生時代はアメリカンフットボール部でならしたと聞きました。

神山会長の挨拶でも言及されていたように、世界的には予測されている人口増加に伴って農業と食料生産の重要性は益々大きくなる一方、日本では人口減少に伴う食料需要の減少、休耕田の増大、農家の高齢化、米価の下落、輸入農産物との競争の激化、・・など農業・農薬をとりまく状況は最悪で将来多難な中で、農薬工業会をどう舵取りするか難しいだろうなと想像します。しかし、よく言われるように、発想を変えればピンチは新たなチャンスでもありますので、しっかりした業界は困難を乗り越えてむしろ発展していくのではと期待しています。

それにしても(後輩の)神山君、改めて写真を見ると姿勢が悪いぞ。重責・激務で大変だろうが、組織に埋没しないように、まだ老けるには早いのでもっと背筋を伸ばせ! Stand Tall !