2015年1月18日日曜日

今日も晴天でしたので、昼休みに江戸川の大葛飾橋を渡って金町側の堤防を海(下流)に向かって2時間歩いたり走ったり運動してきました。矢切の渡しの辺りや柴又の帝釈天・寅さん博物館の辺りには大勢の人出がありました。往きは富士山が見えましたが、帰りは見えなくなっていました。海の色は空の色というのと同じで、今日の江戸川の水は青々としていて、金町側の下流の堤防からも松戸市中心街の高層ビルがくっきり見えました。大葛飾橋の近くの河川敷には松戸市の消防車が4台来ていて、災害救助用ボートを降ろす訓練をしていました。

元バイエル社のK博士が午後5時頃松戸に来られることになっていましたが、4時半頃電話があり、やはり元バイエル社のI博士と駅の近くの居酒屋にいるとのことでしたので、私も出かけて合流しました。お二人とも私より5~6才年長ですが、3人の組み合わせで一杯やるのは初めてでした。先日のバイエル社の社長の講演のことや松くい虫防除のことやいろいろおしゃべりし、7時近くまで楽しいひと時を過ごしました。K博士が茨城県で見つけた1本の松の写真を見ると、6mくらいの樹高の半分から上は枯れて半分から下は生きていましたので、枯れている部分にマツノザイセンチュウが寄生しているかどうかが話題になりました。周囲には松くい虫被害木がたくさんあるそうですので、この木も当然マツノマダラカミキリに樹冠部を食害されてマツノザイセンチュウが侵入した可能性が高いと思われますが、何故半分から上だけが枯れたのかが興味深いところです。発病機構の解明にヒントが得られるかもしれませんので、場合によっては上半分と下半分の幹から材片を採取してDNA診断でマツノザイセンチュウが寄生しているかどうか調べることになるかもしれません。