2015年2月22日日曜日

第2回世界若者農業サミットの参加応募者が提出したエッセイの残りを精読する作業をしました。3回目ですが、やはり1回目・2回目とは違った面が見えてきます。

朝日新聞DIGITALに、アメリカの研究所が欧米のバイオ燃料政策に疑義と見直しを訴えているという記事が載っていました。http://digital.asahi.com/articles/ASH1Z7FXWH1ZULPT00H.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH1Z7FXWH1ZULPT00H
いずれは枯渇することがわかっている化石燃料(石油や石炭や天然ガスなど)の代わりに、トウモロコシやダイズなどを原料とするバイオエネルギーは再生産可能なクリーンエネルギーとして欧米で推進されてきましたが、実はデメリットが大きいという指摘です。世界の人口増加に伴う食料不足にどう対応するかが問われている時に、食料をバイオエネルギーの原料として使うことには基本的な問題があるようです。木質ペレットについても、間伐材を原料にしていると言われていますが、木質ペレット生産の増大は自然の森を危機的状況に追い込んでいるとの指摘があるとのことでした。

今日は昼休みに徳川昭武公の別邸がある戸定歴史公園を訪ねてみました。今にも雨が降りそうなあいにくの天気でしたが、よく管理された梅園の梅の花が満開でした。木の枝で可愛らしい声で鳴いている野鳥がいたので写真を撮ってみたら、シジュウカラでした。