人間ドックの胃の検査でいつもピロリ菌がたくさん検出されていますので、今日は思い切って市内の病院に行ってピロリ菌の除菌をしてもらうことにしました。私は胃腸はすこぶる丈夫で何の自覚症状もないのですが、胃がんとピロリ菌には高い相関関係があり、除菌をすると胃がんの発症率が顕著に低下することが知られているとのことですので、少なくとも胃がんの一部にはピロリ菌が関わっているとのことです。4種類の薬(胃酸の分泌抑制、抗生物質2種、整腸剤)を処方してもらいましたので、これから朝晩の2回ずつ7日間飲まなければなりません。その間、アルコールは飲んではいけないとのことでした。除菌が成功したかどうかは、4月の中下旬に呼気で検査をする予定です。
病院に行く途中の庭には白梅が満開で、ヒヨドリがどこかから飛んできていました。処方された薬を薬局で購入したら、何も言わなかったのに整腸剤以外はジェネリックでした。薬局の壁にはジェネリックを奨励するようなポスターが貼ってありましたので、農薬と違って医薬では値段が安いジェネリックが当然のように普及しているのでしょう。
明治大学リバティアカデミーから2015年春期開設講座のパンフレットが送ってきました。http://academy.meiji.jp
受講料は学生5,000円、法人8,000円、一般10,000円となっていますが、全部で16回(1講義当たり一般で625円相当)ですからそんなに高くはないかもしれません。
明治大学では市民向け教養・文化講座として、興味深い実にいろいろな講座が提供されていて、さすがだなと思いました。駿河台キャンパスで私が4月25日(土)に担当することになっている「安全文化論~暮らしの安全・安心を求めて~」という講座のプログラムは次のようになっていました。
4月11日 安全文化と安全学(1)(2)-向殿正男(明治大学名誉教授)
4月25日 農薬の安全性確保対策(1)(2)-本山直樹(千葉大学名誉教
授)
5月 9日 食品添加物の安全確保対策(1)(2)-角野 猛(淑徳大学教
授)
5月23日 遺伝子組換え作物の安全性評価(1)(2)-田部井 豊(農業
生物資源研究所)
6月 6日 食と栄養(1)(2)-眞鍋 久(淑徳大学教授)
6月20日 遺伝子解析による毒性評価-齋藤文代(化学物質評価
研究機構)
6月20日 プロテオミクスによる毒性評価-山中秀徳(化学物質
評価研究機構)
7月 4日 工業化学品の安全性対策-村田麻里子(化学物質評価
研究機構)
7月 4日 食の安全に係る化学分析-和田文晴(化学物質評価
研究機構)
7月11日 安全・安心とリスクコミュニケーション(1)(2)-北野 大
(淑徳大学教授)