2015年3月21日土曜日

評議員会を含めると4日間日帰りで学会に行ったため、夜遅く帰宅して翌朝早く家を出た2日間は寝不足気味でしたので、今朝は少しゆっくりして、昼休みに江戸川堤防に運動に出かけました。4月29日に予定されている横浜駅伝で、私は千葉大学走友会チームのアンカー(最終走者)で8km区間を走ることになりましたので、それまでに走り込んで体重を落とし、少なくとも完走できるだけの体調にしなければなりません。これから、時間の取れる限り毎日最低8kmは走ることにしようと思います。今の体調ではすぐ息が切れてしまいますので、これから1ケ月かけてトレーニングして徐々に走る距離を伸ばしていくつもりです。

園芸学部構内の旧洗心館前の庭園には、名前はわかりませんが、清楚な感じのする桜の花が咲いていました。市橋達也君が学生時代に卒業論文の研究で専攻していたA棟の研究室の前には、ハクモクレンに似た木があって、ちょうど白い花が満開でした。葉は大きくてタイサンボクと似ていましたが、木の下に挿してあったラベルには、ミヤマガンショウと書いてありました。
江戸川までの途中の住宅地の庭には河津桜やユキヤナギが満開でした。江戸川堤防の菜の花とスイセンも満開で、鮮やかな黄色が目に染みるようでした。江戸川の流水路に沿って植栽されているシダレヤナギも芽吹いていました。まだ葉は細長くなっていませんでしたが、花芽も付いていました。学会でわずか3日間来なかっただけなのに、今の時期は植物がどんどん生き返ったようになって、景色が変わります。
学会も終わって一段落したせいか、久し振りに運動をして汗をかいたせいか、今日は気分爽快です。

ある家の前には珍しく日の丸の国旗が掲げてありました。よく考えてみたら、今日は春分の日で祝日でした。この頃は祝日でも国旗を掲げない家が多いので、珍しい感じがしました。そういえば、我が家にも国旗がないことに気がつきました。私はNationalism(民族主義、愛国主義) は戦争につながると思いますので、国のためという考え方には慎重ですが、国民の祝日を祝うことには賛成ですので、我が家でも旗を一つくらいは買っておいてもいいかなと迷います。

元NIEHS(アメリカ国立環境健康科学研究所)勤務のアメリカ人の友人から、ハーバード大学のLuらが昨年発表したネオニコチノイド剤とミツバチに関する論文 "Sub-lethal exposure to neonicotinoids impaired honey bees winterization before proceeding to colony collapse disorder" Bulletin of Insectology 67(1):125-130, 2014 に関して、何人かの著者が評価した論文が送ってきました。ほとんどがBad Science の代表例のような低い(悪い)評価をしています。時間があまりありませんが、できたら明日の中村 純先生との対談の前に、これらの評価についても一応目を通しておくつもりです。