2015年5月7日木曜日

今年は千葉大学園芸学部のT准教授と、松くい虫防除でヘリコプター散布される殺虫剤の残効性をマツ苗を使ったモデル試験で調査する予定ですので、今日は試験圃場の準備をしました。巻尺で測定してみたら、使用予定の圃場の大きさは4m80cm×11m60cmでしたので、縦も横も60cm間隔で植えれば、134本の苗を植えられることがわかりました。

殺虫剤散布6区+コントロール1区=7区
7区×3反復=21本
21本×6調査期間(散布当日、1週間後、2週間後、4週間後、6週間後、8週間後)=126本
ですから、予備の苗を8本植えられます。

圃場はT准教授がすでに草払い機で繁茂していた草の地上部はある程度除去してくれてましたが、葛(クズ)の根や雑草の根がはびこっていましたので、シャベルで土をひっくり返して根を除去しようとしてみましたが、今日は気温が高く陽射しも強かったこともあって、汗ビッショリになり、途中で気分も悪くなりました。こんなにも体力がなくなっていたとは、情けない限りです。
私ももう高齢者なので無理をしないことにして、苗が準備できたら学生アルバイトを頼むことにし、昨年も手伝ってくれた2名の学生に折衝し了承を得ました。

苗はいつもマツ苗を入手している茨城県の大森種苗園に電話をしてみましたら、私たちの希望する大きさの苗が必要本数用意できるかどうか明日確認して連絡してくれるということになりました。もし駄目だということになったら、他の樹木種苗商をあたらなければなりません。