2015年6月6日土曜日

今日も長い時間机に向かってブユ対策の提案書の作成に時間を使いました。少しは体を動かさなければと思って、いつもの水元公園に行って2時間ぐらいウォーキングをしてきました。
葛飾橋の鉄橋のリベットを打ち込んだ近くに空いている穴を使って子育てをしていたムクドリの巣は、子供が全部巣立ったのか、餌を運ぶ親鳥の姿も、餌をねだる雛(ひな)鳥の声も全くなくなりました。
江戸川堤防の東京都側では柴又100キロマラソンをやっていました。看板には朝6時から午後9時までと書いてありましたので、午後4時はもうレースは終盤に近かったのか上流の三郷の方から足取りの重そうなランナーたちが歩いているのとほとんど変わらないぐらいのペースで次から次へと走ってきました。役員らしい人が、「あと3.5キロ、まだ間に合うぞ、がんばれ」と声をかけていましたので、柴又(しばまた)の帝釈天(たいしゃくてん)の辺りの堤防上か河川敷がゴールで制限時間が近づいていたのかもしれません。
私も15年くらい若ければウルトラマラソンにチャレンジしてみたいと思いましたが、年齢とともに酷くなってきた外反母趾で、歩くだけでも足の甲が痛むようになった現状では無理だなと自分に言い聞かせました。

紫陽花(あじさい)の花がきれいな季節になりました。水元公園の不動池の前には土曜だったせいか、望遠レンズを付けた一眼レフカメラを三脚に立てて構えているカメラマンが10人もいて、カワセミが来るのをひたすら待っていました。私は池の前のベンチに腰かけて持参したパンとナッツを食べたりスポーツドリンクを飲んだりしていたら、カメラマンの「来た来た!」という声がして、カワセミがほんのちょっとの間だけ小枝に留まって水に飛び込みましたので、愛用のカメラを取り出してシャッターを2回切りました。ほんのちょっと立ち寄っただけなのに、カワセミの姿が見られてラッキーでした。待ち構えていたカメラマンの人たちは、一押しでカシャカシャカシャと5枚くらい連続撮影していました。
池のほとりの木の上にはアオサギが悠然と留まっていました。背の高い木の枝にはムクドリが多数留まっていました。

園芸学部構内で偶然出会った人と声を交わしたら、40年ぐらい前に花卉研究室を卒業して、茨城県でランの栽培をしている農家でした。孫を連れて実家を訪ねた娘が金町に帰宅するのを送ってきたついでに、久しぶりに母校に寄ってみたとのことでした。私も50年ぐらい前の卒業生だと自己紹介して、しばらく楽しい会話を交わしました。