2015年6月24日水曜日

6月11日に開催された木材保存剤等性能審査委員会安全性部会では、木材保存剤(防蟻・防腐剤)の申請に当たっては、安全性については、中長期毒性試験を除いて、基本的に農薬の登録申請の時と同様の試験成績を提出してもらうということになりました。製剤に使われている有効成分がすでに農薬登録されている場合は中長期毒性試験を含めて試験成績は全てそろっているので問題はないのですが、農薬登録されていない有効成分が使われている場合は、安全性に関する試験を製剤と原体の両方について要求すると、莫大な試験費用がかかり、木材保存剤の市場の大きさ(農薬に比べるとはるかに小さい)を考慮すると試験費用の負担に耐えられないという悩ましい問題があります。規約の改定の原案が事務局から送ってきましたが、この問題を解決するには委員会でもう一度相談して考え方を整理する必要がありそうです。

昼休みの運動は、江戸川堤防を海に向かって左岸を、矢切の渡しの横を通って市川市との境の柳原(やなぎはら)水閘(樋管)まで約3時間歩いてきました。柳原水閘については松戸市指定文化財の説明の看板がありました。昔から上流から流れてくる坂川の水害に苦しめられて造られたもののようです。水閘(すいこう)、樋管(ひかん)・樋門(ひもん)というのはあまり聞き慣れない言葉ですが、水の流れを調節するために設けた水門のことのようです。
マサキに似た葉の木が小さな白っぽい花をたくさん付けていました。マサキではなさそうなので、あとで誰かに訊いてみようと思います。今の時期は同じ木をあちこちで見ます。途中桜の木のてっぺんで可愛らしい声で鳴く鳥がいたので写真を撮ったら逃げられてしまいましたが、図鑑で見るとホオジロのような気がします。
帰りにJR常磐線の陸橋の上から園芸学部のある戸定ケ丘の方を眺めたら、大きな クロマツの折れた枝の上にカラスが1羽留まっていました。ズームにしてみたら、ハシブト(嘴太)ガラスでした。

21日(日)には、娘と3人の孫と一緒に名古屋のお墓参りに行くことにしました。生存中に娘がまだ子供だった頃に可愛がってもらった祖母(私の母)が眠っていますし、いずれは私も入ることになる本山家のお墓ですから、一度は場所を教えておこうと思います。そのついでに、近くの名古屋大学に寄って、それから孫たちには東山動植物園を見せようと思います。

FIFAワールドカップ女子サッカーは、日本代表はオランダに2:1で勝ちました。義理の息子は次の試合の様子を日本のテレビに送る仕事がありますので、少なくともそれまではカナダの現地に留まることになりました。