2015年6月4日木曜日

新潟県の当間(あてま)高原リゾートを視察してきて、ブユの防除方法について考えたことはその都度関係者にメールで送ってきましたが、あてま高原リゾートベルナティオの社長と副社長が私に会いたい(会って相談したい)とのことですので、その前にもう一度いろいろな考えを整理して、「あてま高原リゾートにおけるブユ被害軽減対策の提案」書を提出しておこうと思って、昨日から机に向かって集中的に作成作業をしています。

今日も午後4時頃から2時間ぐらい水元公園をウォーキングして運動してきました。帰りは駅の近くのドラッグストアに寄って、アース製薬株式会社製の「コバエがホイホイ」を462円(税込)で1個買ってきました。誘因物質として角切りゼリーが入っていて、殺虫成分としてはネオニコチノイド剤のジノテフランが配合されているようです。主対象は台所、お店の厨房、ゴミ箱のまわりのショウジョウバエ類とノミバエ類となっていますが、果たしてこのままでブユにも有効かどうかはわかりません。
発泡スチロール製のクーラーボックスに新聞紙に包んだ(昇華を遅くするため)ドライアイスを1kgぐらい入れて、「コバエがホイホイ」の容器の底に穴を開けて細いタイゴンチューブでクーラーボックスと接続し、発生した炭酸ガスでブユ成虫を誘因できないか試してみたいと思っています。場合によっては、動物の血液を購入して角切りゼリーに振り掛けておけば、ブユに対する誘因効果がさらに増すかどうかも試してみたいと思っています。
うまくいけば、安価で簡単な自家製のブユ成虫密度のモニタリング装置としてたくさん作って現場に設置し、ブユ防除の効果判定に使えればと思っています。