2015年6月9日火曜日

千葉大学園芸学部出入りの理化学用品納入業者から入手した発泡スチロール製のアイスボックスは、ブユ成虫を捕獲予定の粘着シートの幅(30cm)に比べてちょっとサイズが小さ過ぎたので、松戸市内の上州屋という釣り道具店に行ってもう少し大きめの発泡スチロール製のアイスボックスを購入してきました。次に稔台工業団地にある松戸製氷という会社に行って、ドライアイス(1kg当たり420円)を2kg購入しました。クラフト紙で何重にも巻いてくれたドライアイスをアイスボックスに入れ、その上に中敷きとして厚さ1cmの発泡スチロール板を置き、その上にアイスボックスの大きさに合わせて切った粘着シートを置きました。蓋は、高さ2cmのスペーサーを置いてブユ成虫が自由に出入りできる隙間を作ってから被せました。

これを園芸学部の研究圃場に接した藪の中に設置してきました。しばらくして、何をしているのかわからない人にいたずらされないように、「試験中なので手を触れないで下さい」と書いた注意書きを貼りに行ってみたら、ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)と思われる蚊がうウジャウジャ集まって、アイスボックスの周りを舞っていました。炭酸ガスの蚊に対する誘引力は大したものです。ちょっとだけアイスボックスの蓋を持ち上げて中を覗いてみたら、まだ粘着シートに捕獲されている蚊は一匹も見当たりませんでした。蚊の成虫とブユの成虫の行動習性が似ているかどうかわかりませんが、もし炭酸ガスに誘引されても、容器(アイスボックス)内には入ってこないのだとしたら、粘着シートはアイスボックスの中に置くのではなく、外側の壁や蓋の上に貼ってみる必要があります。それでも駄目な場合は、別の方法を考えなければなりません。

蚊でうまくいったら、新潟県のリゾートのブユの発生源の水路の近くに設置してみて、ブユ成虫が捕獲できるかどうか確かめてみたいと思っています。うまくいけば、ブユ成虫の相対的密度を殺虫剤散布の前と後で調査比較して、殺虫剤散布による防除効果の評価に使う予定です。

道場に行って空手着に着替え、約1時間空手の稽古をしてきました。午前中は降雨があり、この辺りも梅雨に入ったようです。
FIFA女子ワールドカップ2015の日本女子代表チームは、1回戦でスイスに1-0で勝ったと伝えています。これで、アメリカ人の義理の息子は映像を日本に送る仕事が継続して、カナダでの滞在が延びる筈です。動機が不純ですが、孫たちの家族の生活がかかっていますので、日本女子代表チームには最後まで勝ち進んでもらいたいものです。
明日の午後は娘と孫たちが成田空港に到着予定ですので、妻と一緒に車で迎えに行きます。