2015年6月1日月曜日

「市橋達也君の更生を支援する会」の幹事の静岡県在住のNさんとTさんから、お手紙と通帳のコピーが郵送されてきました。5月29日が会の発足から2年目でしたが、Nさんが健康診断で病気が見つかって静養中なので、今年は皆で集まることができなかったと書いてありました。深刻な病気でなければいいのですが。お二人とも、昨年も今年も5月29日に支援金を新たに振り込まれたようで、支援金残高は私から引き継いだ時よりも少し増えていました。もう一人の幹事の東京在住のNさんにも同じ報告をされた筈です。今の無期懲役刑では、約30年で仮保釈の審査の対象になると聞きましたが、すでに2年が経ったのですから時間の流れの速さを感じます。市橋君はどこかの刑務所で元気に服役していることを祈っています。

名古屋大学大学院時代の恩師の齋藤哲夫名誉教授は91才で、ちょっと足が不自由になって心臓にも不安をかかえていますが、今でもかくしゃくとしておられてお元気です。昨夜久しぶりにお電話があり、来年アメリカのフロリダ州オーランドで開催予定のInternational Congress of Entomology(ICE)(第25回国際昆虫学会議)http://ice2016orlando.org/ に私が出席予定かどうかとの問い合わせでした。先生はこの会議のHonorary Members(名誉会員)http://ice2016orlando.org/about/honorary-members/ の一人で、4年に一度開催される会議にはほとんど出席されておられます。現職で農学部長だった当時、私が留学していたノースカロライナ州立大学(NCSU)に来られ、当時のノースカロライナ州の知事が親日家だったこともあって、名古屋大学と大学間学術交流協定を締結することに尽力されました。あれから年月が経って、このところ交流が下火になっているので、ICEに出席するついでに、名古屋大学の昆虫学関係の教員と一緒にNCSUに立ち寄って交流を再開したいとのことでした。
私はもう何年も前から、研究テーマを農薬の環境動態と健康影響にシフトしていますのでICEに出席する予定はありませんが、毎年10月はノースカロライナ州に約1ケ月滞在していますので、ICEの開催時期の9月25日~30日の後は、ちょうど私の滞在期間と重なりますので、対応ができそうです。
まだ1年以上先の話ですので、今から日米の関係者と打ち合わせをした結果で、名古屋大学の昆虫学関係の教員のノースカロライナ州立大学訪問が実現するかどうかが決まってくる筈です。

上記会議のプログラムを見ると、ノーベル賞受賞者2名(2003年化学分野のDr. Peter Agreと2011年医学・生理学分野のDr. Juels A. Hoffmann)の講演が予定されていて、基調講演者 http://ice2016orlando.org/scientific-program/plenary/ の中には、私がNCSUにいた当時に若手のポストドク(博士研究員)として採用されて一緒に机を並べていたDr. Fred Gould が含まれていて、興味をそそられます。

今日は昼休みに男子更衣室の掃除をした後で、道場で空手着に着替えて1時間ほど空手の稽古をしました。体がすっかりなまっていて、突きも蹴りも全然駄目ですが、基本の稽古の後は巻き藁を叩いたりサンドバックを蹴ったりしました。