2015年7月18日土曜日

7月20日(月)は海の日で祭日ですので、今日は3連休の初日のようですが、定年退職した立場にとっては普段とあまり変わりなく、小雨が降ったり止んだりしている中をいつもの水元公園に行って1時間半ぐらいウォーキングしてきました。先週の土曜に娘と孫たちがアメリカに帰国してちょうど1週間経ちましたので、妻も週2回のジム通いや日常生活に戻って、少しずつ体力と気力を回復しつつあるようです。

樹木医のA氏から、7月3日に三保の松原で採取してきた伐倒駆除木の株と枯れ進行中木と衰弱木の材片から分離した線虫のDNA診断の写真が届きました。マツノザイセンチュウ陽性と陰性が明確に判断できます。早速、清水区役所の担当者にも情報を送っておきました。ほとんどの伐倒駆除されて林内にそのまま残っているマツの株には生きているマツノザイセンチュウが存在しているということですから、根系癒合による隣接木への侵入感染に対する対策を真剣に考える必要がありそうです。
新たな研究課題が見えてきましたので、まるで大学院生時代のように胸がドキドキしてきました。もう自分の研究室はありませんので、どこかとチームを組んで、根系感染による松枯れ被害の拡大を防ぐ試験研究を始めたいと思っています。

      (写真はクリックすると拡大できます)