2015年7月27日月曜日

朝8時頃圃場に行って、散布1日後のマツ苗を地際から剪定ばさみで切って採取し、すぐクロネコヤマトのクール宅急便で一緒に研究をしている樹木医のA氏に送りました。明日到着し、この試験のために網室で枯死丸太から発生させて個体飼育しているマツノマダラカミキリ成虫に後食させて、防除効果の生物検定を行う予定です。
無人ヘリコプターで散布する実用散布液濃度では、散布液量が3~4mℓと少な過ぎてマツ苗に均一な散布ができませんので、実用濃度の約10倍希釈した散布液を苗当たり30mℓずつ小型散布器を用いて散布しました。散布有効成分量としては大体同程度になる筈です。
サンプリングは、散布1日後、1週間後、2週間後、4週間(1ケ月)後、8週間(2ケ月)後の計5回行う予定です。
5月12日にクロマツとアカマツと合わせて133本の苗を植えましたが、約2ケ月半で多くのアカマツの苗が枯死してしまいました。それでも、7処理区(6薬剤+無処理)×3反復×5サンプリング回数=105本の処理ができるだけの苗が残りました。

今日も猛暑でしたが、昼休みは道場に行って男子更衣室のモップ掛けとシャワー室のデッキブラシ掛けをしてから、空手の稽古を1時間ちょっとしました。相変わらず体が重くて思うように動きませんが、ウォーキングやジョギングとはまた違った全身の動かし方をしますので、稽古が終わってシャワーを浴びると心身ともに元気になります。