2015年8月26日水曜日

昼休みに道場で空手着に着替えて、久しぶりに空手の稽古を1時間ほどしました。
それ以外の時間は、9月10日~11日に鳥取大学で開催予定の「第11回松枯れ防除実践講座」での特別講演の準備をしました。

オーストラリアの首都キャンベラで、「第2回世界若者農業サミット」が一昨日24日から27日までの予定で始まりました。日本代表として参加している永澤拓也君と高尾育穂さんはどうしているだろうかと思っていましたら、付き添って現地に行っている主催者の担当者からメールによる報告と化学工業日報の記事が届きました。二人とも活発に活動しているようで、安心しました。二人にとっては、世界から選ばれて参加している同年代の多くの若者たちと交流できることは、貴重な経験になる筈です。

世界33ケ国から選ばれた100人が集まっているようですが、これだけの人数の飛行機代や滞在費をサポートするには大変なコストがかかる筈です。長い目で見れば主催者側にもメリットがある筈という計算もあるのかもしれませんが、地球の耕地面積は限界がある中で、確実に予測されている世界の人口増加にどうやって対応して食料を供給していくのかという課題を、国境も人種も宗教も越えて若者たちに考えさせるという崇高な企画を実行している主催者に敬意を表したいと思います。本来は国連のFAOあたりがやるべきことかもしれませんが、それを作物保護剤(農薬)の開発を主業にしている民間の1企業がやっているのですから、たいしたものです。

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