流域の田んぼがどうなっているのか気になったので、帰宅して車で我孫子(柏?)の利根川遊水地に行ってみました。まだ収穫前の水田と、稲穂の一部が水没した水田と、すでに稲刈り後の水田とありました。鬼怒川の堤防が決壊して洪水が起こった茨城県の常総市に比べると被害が小さく、ほっとしました。
車のフロントガラスに虫が留まったので、降りてみたらイナゴでした。イナゴを見ると、九州の宮崎県小林市に住んでいた子供の頃、通っていた小学校(多分緑ヶ丘小学校と言った筈ですが、今はどこかと合併して名前が変わったのかネットで検索しても見当たりません)の先生に連れられて子供たち全員で田んぼの中を歩いてイナゴを手で捕まえて腰に下げた布の袋に入れ、家に持って帰ってフライパンで炒って食べたことを思い出します。殺虫剤がなかった時代で、食糧難の時代でもあったので、害虫防除と食物摂取を兼ねていたのだと思います。