2015年9月15日火曜日

朝8時に家を出て車を運転して千葉運転免許場に行って、国際運転免許証を発行してもらいました。10月3日にアメリカに着いたら、すぐ空港からレンタカーを運転しますので、国際運転免許証が必要です。

それから大網白里市砂田(いさごだ)の田んぼの様子を見に行ってみました。この辺りは早場米の地域ですから、ほとんどの田んぼはすでに稲刈りがすんでいましたが、中にはまだこれからという田んぼもあり、黄金色に輝いていました。すぐ隣りには雑草だらけで、稲穂が倒伏している田んぼもありました。除草剤が効かなかったのか、窒素肥料をやり過ぎたせいか・・?
以前、私たちが谷津田ビオトープを造成して農薬の生態影響を調査したところですが、一番上(裏山のすぐ下)の田んぼだけは共有地でお年寄りの夫婦がお米を作っていたところです。狭い土地なので機械が入らず、手で田植えをして手で鎌を使って稲刈りし、今年も穂だがけ(はぜがけ、おだがけ)で稲干しをしていました。この頃は機械(コンバイン)で稲刈りをして藁だけ田んぼに置いてくるのが普通になりましたので、穂だがけ風景は珍しくなりました。アカトンボが竹竿の端に留まっていました。
農家の母屋の土間にはツバメの巣がありましたが、入り口を閉めるとツバメが自由に出入りできなくて可愛そうだということで、ドアのない倉庫の天井に板を取り付けたらツバメがそこに巣を作っていました。ツバメは害虫を食べてくれるので人間にとっては益鳥なのでしょうが、農家がツバメを思いやって共生していました。

イチョウの並木が少しずつ色づき始め、銀杏(ぎんなん)も地面に落ちていて、秋の風情を感じました。