2015年9月23日水曜日

シンガポールに事務所があるCrop Life Asia(アジア農薬工業会)のScience & Regulatory Affairs(科学・管理規制問題関係部)のDirector(部長)をしているVasant L. Patil 博士から、メールで打ち合わせた通り朝10時に国際電話がありました。今回は電話会議を設定する会社に依頼したらしく、複数の別々の場所にいる人が同時に会話に参加できるようにして、私の自宅の固定電話にかかってきました。
私が10月3日からアメリカのノースカロライナ州に出かけて11月2日に日本に帰国したら、翌日3日にベトナムのハノイに飛んでほしいとのことでした。4日に現地で事前の打ち合わせをして、5日と6日にワークショップで講演をする計画を立てて、現在ベトナム政府の担当者と確認中なので、最終的な日程は10月1日までに決定できるとのことでした。

ベトナムでは、PHI(Pre-Harvest Interval 収穫前期間)が7日以上の農薬は果樹、野菜、お茶への使用を禁止するということや、最近提唱されたGHS(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals 化学物質の毒性による分類で、世界的に統一された分類基準)でカテゴリー3と4に含まれる農薬は規制対象にするといういわゆるHHPs(Highly Hazardous Pesticides 著しく有害性が高い農薬)問題について、最近の状況がどうなっているかという説明がありました。
電話を聞きながらメモを取りましたが、正確な情報を理解するにはさらに何回かメールでのやりとりが必要です。
インドネシアとタイにおける問題については、来週30日(水)の同じ時間に再度電話で説明するとのことです。
これからCrop Life Asia 以外のルートからも、これらの国々の農薬事情について少し情報収集してみたいと思っていますが、来週のアメリカ出発まで他の予定も入っていて時間がないのが苦しいところです。