それ以降はハノイでのプレゼンテーションの準備に集中しました。Crop Life Asia（アジア農薬工業会）にメールを送り、私はアカデミア（学術研分野）に属する人間で日本の農業資材審議会委員として10年間の経験があるというだけの立場で、農薬企業の代表でもCrop Life Asia（アジア農薬工業会）の代表でもないので、3つのセッションで3回講演するのではなく、1回だけに絞りたいという提案をしました。残りの2つのセッションはCrop Life Asiaの誰かが担当することを検討してほしいと依頼しました。そうすると焦点が絞れたので、構想を練るのがずっと楽になりました。今日中に3つ分のプレゼンテーションのスライドを送ってほしいなどというのは、どだい無理な話です。
マージーさんが昼食を作りに来てくれましたので、食後にダウターマン先生のお墓がある墓地（Raleigh Memorial Park）に行きました。3日前の金曜にVisitation（お通夜に相当）がありましたので、一昨日の土曜にウォルターJr.君とジョン君の二人でダウターマン先生のお墓の横に確保してあった土地に奥さんの遺灰を埋葬することになっていました。
行ってみたら、青いテントが張ってあって、その下にベンチとVisitationの時に使ったお花（生花）が置いてありました。しばらくしたらテントを外して、墓標を設置する筈です。つい先日奥さんとウォルター君と3人で一緒にお墓参りに来た時は、まさかこんなにすぐ奥さんがお墓に入ることになるとは想像もしませんでした。
ウォルター君はカリフォルニア州、ジョン君はオレゴン州と、今はアメリカ西部に住んでいて遠いのでめったにお墓参りにはこれない筈です。これから私がノースカロライナ州に来る時は必ずお墓参りをしてお花を交換して差し上げようと思います。
