2015年10月18日日曜日

ケリー君はもう一度私たちと朝食を一緒にするために朝8時にモーテルに来ると言っていたのですが、会社から急に出勤の要請があったので来られなくなったという連絡がありました。マージーさんと二人で近くのAunt Bea's(ビーおばさんの)レストランに行って朝食を食べ、その後すぐThe HollowsをチェックアウトしてRaleighに向かいました。順調に2時間ちょっとで到着し、マージーさんは自分の家に帰り(犬と猫がいるので)、私はハノイでのプレゼンテーションの準備に夕方まで集中しました。

Dr. Vasant Patil から電話があり、ベトナム政府の担当者が私のプレゼンテーションの内容をチェックするので10月25日までに送ってほしいということになり、その前にCrop Life Asia(アジア農薬工業会)でも事前のチェックをしたいので10月21日までにDraft(原稿)を送ってほしいと言われてしまいました。ベトナムを初めて訪問する日本の農水省の元農業資材審議会会長で千葉大学名誉教授の本山がどんな話をしようとしているのか、心配なのかもしれません。あらかじめ根回しをするというのは、日本の役所みたいな感じもしますが、私が困っているといけないので助言をしてくれるという意味かもしれません。今のところ5つの話題について話をするつもりだと伝えておきました。準備の時間がないので大変です。

夕方6時にはワラジ http://www.warajijapaneserestaurant.com/ という日本レストランでダウターマン先生の奥さんと長男のウォルターJr君と待ち合わせて最後のディナーを一緒に食べる約束がしてありました。明日月曜の午後5時の飛行機でカリフォルニア州のサクラメント(ウォルター君が住んでいるところ)に飛んで、奥さんは2~3日休んでからオレゴン州の自宅に帰る予定とのことです。指に小さな針で穴を開けて血糖値を測り、予想以上に低かったらしくウェイトレスに今すぐご飯を持ってきてくれと頼んで何口か食べていました。
食事の後で、奥さんに自宅に帰ってもなるべくアクティブに何でも興味を持って活動しないと、認知症になったら二人の子供たちが困るからと言ってあげました。自分ではほとんど料理をしないけど、週に2日はタイ料理店とメキシコ料理店に行くようにしているので、そこで顔なじみになった人たちと社交的な時間を過ごしていると答えていました。奥さんのことを親身になって心配してくれる人はあまりいないのか、少し涙顔になっていました。
奥さんとは強くハッグをして、ウォルター君とは固く握手をして別れました。今回は私のノースカロライナ州訪問に合わせてきてくれたとのことで、一緒にダウターマン先生のお墓参りもできましたが、奥さんは足が悪くてオレゴン州だし、ウォルター君はカリフォルニア州だし、私は日本なので今度はいつ会えるかわかりません。