2015年10月19日月曜日

朝食後すぐ久しぶりにSymphony Lakeにウォーキング・ジョギングに行ってみました。まだ朝陽が昇る前の時間でしたが、昨夜気温が下がった(30°F=-1.1℃)ので驚くほど朝もやが立ち昇っていて、ちょっと地獄谷の温泉と似ているような感じがしました。モーテルの前の芝生は昨夜霜が降りたようで、一面真っ白でした。モーテルの部屋の空調も冷房から暖房に切り替えました。
ウォーキングをしている時にマージーさんから携帯電話にメッセージ(テキスト)が届き、ウォルター君から連絡が入って、ダウターマン先生の奥さんが心臓発作で倒れて、デューク大学の付属病院(Raleigh市の隣のDurham市にあります)に緊急入院し、一応心臓は動き始めたとのことでした。まるで、ちょうど20年前のダウターマン先生の時と同じじゃないかと思いました。先生がデューク大学の付属病院から退院して自宅に戻り、私が日本に帰国する前日に挨拶に寄ったら、先生が弱弱しい足取りで玄関まで見送ってくれてサヨナラをして帰国したら、ウォルター君から日本に電話があって先生が昨夜亡くなったという知らせでした。まるで私と会って別れを言うのを待っていたかのような亡くなり方でした。今回は奥さんの心臓が再び動き出したとのことですので、無事回復することを祈ります。しかし、予定していた通りに今日の午後5時の飛行機に乗ってカリフォルニア州に出発することはとても無理でしょう。

本当はマージーさんがロータリークラブの活動の一環として、今日Legally Blind Lady(完全に見えないのではないけど、視力が著しく低く法的には盲目とみなされる)二人と盲導犬1頭を連れて、ノースカロライナ州の海岸のOuter Bank(ライト兄弟が初めて飛行機を飛ばす実験をしたところ)に連れて行って、ピアからのフィッシングトーナメントに参加する予定で、私もその中の一人を車に乗せていく計画でした。片道3~4時間はかかる距離です。しかし、ハノイでのプレゼンテーションの原稿の締め切りが早まったので3日も留守にすると準備が絶対に間に合いませんので、私だけキャンセルしてモーテルに残って仕事をすることにしました。
その代わり、二人の女性が出発前にモーテルに顔を見せに寄ってくれました。二人ともスマートフォンを使っていましたが、目を5cmくらいに近づけて画面を見ていました。一人は酸素ボンベを常に携行して鼻から酸素を供給していました。フィッシングピアで私にも食べさせる予定でキャンディの他に手製のパイとクッキーを作ってきてくれて、少し私の部屋にも置いていってくれました。
二人とも大柄の女性で驚くほど明るく、私を囲んで写真を撮り、両手に花で焼きもちを焼く人がいるかもと冗談を言っていました。