同じモーテルに毎年滞在するようになって（それ以前は毎年違ったモーテルに宿泊していました）もう何年にもなりますが、今年は長期滞在割引と高齢者（シニアシティズン）割引で30日で約$2,000でした。朝食込みで週に1回部屋の掃除とシーツやタオルの交換をしてくれますし、すぐ近くに池があってウォーキング・ジョギングができる遊歩道があるので気に入っています。
朝食後、早速カメラを手にウォーキングに行ってきました。モーテルからの往復の距離を含めると、1周してくると4～5kmぐらいの距離かもしれません。松戸の江戸川堤防や水元公園と同じで、何人ものウォーキングやジョギングをしている健康志向の人たちと行きかいます。昨年松枯れで枯れて、市に伐倒してもらった大きな松の木のあった場所は切り株をグラインダーで破砕したチップをかぶせたままになっていました。すぐ近くにあった2本の松は枯れずに立っていましたが、気のせいか葉色がちょっと元気がないような感じがしました。もしかしたら根が癒合していてマツノザイセンチュウに感染しているのかなと想像しました。場合によっては材片を採取して日本に持って帰って、DNA診断で調査してみようかと思っています。
毎年同じ景色を見ている筈ですが、目の前をリスが横切ったり、鳥の声がする方を見ていたら目の前に降りてきたり、落ち葉の形を比較したり色づき具合を眺めたり、木の実を拾いしながらウォーキングをするのは、最高です。
モーテルに戻ってシンポジウムの準備の勉強をしていたらマージーさんが来たので、近くのウォルマートというショッピングセンターに行って食材（パン、コーヒー、ミルク、果物、野菜、バターなど）と洗濯用の洗剤、電子辞書用のAAAサイズの乾電池、ノートパッドとボールペン、などを買ってきました。昼ご飯はマージーさんがチャーハンみたいなご飯に海老や野菜（スクウォッシュ、ズッキーニ、マッシュルーム）などを混ぜ込んだ南部の家庭料理を作ってくれました。
夕方4時にはミッションバレーというショッピングセンター内にある映画館に行き、昨日の歓迎パーティにも来てくれたフランク君とロビンさんも合流し、The Martian というMatt Damon（マット・デイモン主演）の映画を観ました。宇宙のSF映画で火星に取り残された主人公が救出されるストーリーですが、邦名は「火星の人」で来年2月に封切される予定のようです。http://www.cinema-frontline.com/2015/07/movie-news-TheMartian.html 日曜の夕方ということもあってか、映画館はほぼ満席に近い状態でした。非常に面白いよくできた作品というのが、全員の一致した意見でした。映画の後は同じショッピングセンター内にあるメキシコ料理店に行き、電話で誘ったらロビンさんの夫のダニー君と昨日も来てくれた大学2年生のモーガンさんも参加して皆で一緒に夕食を食べました。
モーガンさんは、すぐ近くのノースカロライナ州立大学の学生寮に住んでいますが、小雨の降る中をフード付きのヤッケみたいなものを着て映画館まで徒歩できたと言っていました。ずい分背が高くなったねと言ったら、昨日来てくれたジーナさんは5フィート10インチで、自分は5フィート9インチだけど本当はもう少し背が低い方がいいと答えました。どうしてと訊いたら、皆より上に抜き出てしまうからと答えていました。ジーナさんもモーガンさんも、昨日は二人とも190cmくらいはありそうに感じましたが、体重もあってそう感じたのかもしれません。日本人の女性と比べると体格は巨大ですが、二人とも年齢相応の素直な可愛い女の子です。
昨日は空港近くの車のレンタル会社に寄ってイタリア製のFIATというコンパクトカーを借りたのですが、ギアがスムースに変換されずに加速するのに苦労しましたので、映画と食事の後でレンタル会社に行ってトヨタのコンパクトカーと交換してもらいました。今度はスムースに加速ができて問題なく走るので安心です。
