今朝も目覚ましは6時にかけてあったのですが、3時に目が覚めてしまったので、そのまま机に向かって仕事をしました。6時にシャワーを浴びてひげを剃って、1階のロビーの朝食コーナーで昨日とおなじ朝食を食べました。近くで道路工事をやっているらしく、メキシコ人かプエルトルコ人かはわかりませんがスペイン語を話す労働者3～4人も同じモーテルに宿泊していて、朝食テーブルで隣り合わせになりました。

朝食後は、しばらく仕事をしてから近くの池Symphony Lake の遊歩道を1時間半ぐらいウォーキングしてきました。寝たきりにならないように、認知症にならないように、健康管理は高齢者の第一優先事項と考えていますので、時間の許す限りは毎日外に出て運動をするように心がけています。
今日は少し池の水位が下がっていて、カモとシラサギがいました。ツッ、ツッ、と可愛らしい声で鳴く鳥が今日も姿を現しました。池の周りの草むらには巨大な茸（きのこ）が生えていたので触ってみたら、中身は白い柔らかい豆腐のような触感でした。

夕方は車の運転に慣れるために（こちらは左ハンドルで車は右側走行）、少し離れたところにあるLake Johnson に行って、遊歩道を3kmぐらいウォーキングしてきました。このところの大雨で、隣のサウスカロライナ州では水害で道路が水浸しの様子をテレビのニュースで伝えていますが、ちょっと前に日本でも鬼怒川の堤防が決壊して常総市が水浸しになったのと似ています。Lake Johnson も水位が増していて、流れ込んだ土で茶色になっていました。それでも、リスが目の前で何匹も走り回っていたり、今年の役割を果たして木から散った落ち葉の色もきれいでした。今度は自分が微生物の餌になって無機物になり、植物の栄養になっていくのでしょう。冷たい小雨の中をジョギングで私を追い越していった男性が季節の変わり目を感じたのか、「これで夏も終わりだ」と話しかけていきました。

モーテルではメールの返信をしたり、シンガポールのCrop Life Asia（アジア農薬工業会） から新たに送ってきたIARC（International Agency for Research on Cancer）の資料を読んだりして、講演の準備をしました。11月には自然保護協会主催のシンポジウムと、アセアン3ケ国でのワークショップと、全く内容の違う講演の準備をしなければならないので大変ですが、何とかなるだろうと開き直っています。