2015年10月21日水曜日

昨日はDuke Hospitalにダウターマン先生の奥さんのお見舞いに行った分だけ時間が短くなりましたので、ハノイでのプレゼンテーションの準備がまだ終わらずに、今日はウォーキング・ジョギングを一切せずに集中してやっています。95%ぐらいは終わったので、もう少しです。

11時半に昨日約束した通り大学のDearstyne 地区にあるRoe 教授の研究室に行きました。廊下の壁には昔からのいろいろな写真が貼ってありますが、マダニが媒介する病気に関する新しいポスターがありました。Roe教授がアメリカの国会(Congress)議員に呼ばれて、マダニが媒介する病気とそれに対抗するための研究を活発化する必要性とそのために予算措置をすることの必要性を講義した時に使ったものだそうです。ライム病だけでアメリカで毎年30万人の感染があるそうです。http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/524-lyme.html 
Roe教授の車でCentennial Campusに寄ってHodgson教授を乗せ、Lonnie Poole Golf Courseのクラブハウスに行きました。http://www.lonniepoolegolfcourse.com/tee-times/ 広大なキャンパスなので、大学が構内にゴルフコースを作って、クラブハウスで食事ができます。
Hodgson教授は私より10才年長で83才ですが、今でも毎日(週7日)大学の研究棟内に与えられているオフィスに出勤して本や論文を書いたり、研究費(グラント)の申請書類を作成したり仕事をしています。昔に比べるとずい分体が小さくなった感じがします。心臓ペースメーカーともう一つ何かの機械を体の胸のところに埋め込んであって、自動発信装置が付いているらしく、作動状況が医師のところのモニターに送られているのだそうです。胸のポケットにスマートフォンを入れていますが、何も問題はないそうです。歩くのに杖が必要になっていました。いずれ介護付き老人ホームに入ることを計画しているとのことでした。入居料は食事付きで月額$4,000(1$=120円換算で48万円)だそうです。

23日の金曜はサウスカロライナ州のラリー・テイト君を訪ねる予定でしたが、ウォルター君からの連絡でダウターマン先生の奥さんが亡くなって、金曜の午後4時から6時まで葬儀場でVisitation(家族で最後のお別れ、もしかしたら日本のお通夜に相当?)があるそうですので、私も参列することにしました。病院では昏睡状態でも72時間(3日間)は様子を見ると担当医師が言っていましたが、やはりもう心臓がもたなくて止まってしまったのかもしれません。つい3日前の日曜の夕方日本料理のレストランで一緒にディナーを食べて、奥さんは海老の天ぷらを美味しそうに食べて、お互いの家族の話などをしたばかりなのに、不思議な気がします。ウォーカーを使って歩くのもつらそうな状態でしたので、そろそろ亡くなったダウターマン先生のところに行きたいと思っておられたのかもしれません。オレゴン州の自宅に帰ったら、家にこもって何もしないと認知症になって息子たちに迷惑がかかるから、積極的に活動するようにと助言したばかりですが、全く不必要になってしまいました。

夕方マージーさんから電話があり、海岸から帰宅したとのことでした。Nancy(ナンシー)さん(白人の方)は2匹、Debbie(デビー)さんは22匹釣ったそうです。Legally Blind(法的に盲目)といっても二人とも明るく、電話の向こう側で私に向かってI miss you. (会いたいね)と大きな声で言っているのが聞こえましたので、私もI want to see you sometime again.(私もいつかもう一度会いたいな)と答えておきました。