2015年11月18日水曜日

インドネシアのジャカルタでの会議は19日-20日ですが、バンコックの宿泊しているホテルから空港までの道路は渋滞する可能性もあるので、朝5時半頃タクシーを呼んでDr. Vasant Patilと一緒に空港に向かいました。彼は東南アジア諸国を頻繁に訪問する機会があるらしく旅慣れていて、タクシーの運転手に膨大なお金を請求されないように、車を走らせだした運転手に先ずメーターのスイッチを入れるように要求しました。運転手が英語がわからないか聞こえないかの振りをして無視をしたら、メーターのスイッチを入れなければこのタクシーは使わないのですぐホテルに戻るように指示しました。運転士は、空港までは定額の400(バーツ?)だと答えたので、そのまま乗ることにしました。空港までの距離の1/3ぐらいの距離まで走ったところで、私がホテルの部屋の金庫にアメリカのドルと日本の財布を忘れてきたことに気が付いて、引き返してもらいました。その結果、空港に着いたら一度ホテルに引き返したので2回分だとして倍の800(バーツ?)を要求されてしまいました。私の不注意のせいで、結局倍の料金を払わざるを得ませんでした。
ベトナムでも、私がホーチミン博物館と陸軍博物館からホテルまで自転車が押す人力タクシーに乗ったら、結局100ドルに近いぐらいのお金をとられてしまいましたが、Dr. Vasant Patilに話したらそのくらいの近い距離だったら、本当は5ドルぐらいの料金だった筈だと言われました。私が不用心だったので仕方がありませんが、全く、油断も隙もなりません。

ジャカルタ空港から市内のホテルまでは、タクシーで1時間ぐらいの距離ですが、渋滞することで有名なのだそうです。その通り、途中で全く動かなくなり、結局4時間ぐらいかかってやっとホテルに着きました。予約してあったMargo Hotelは高層のりっぱなホテルでした。ホテルにはCrop Life Indonesia(インドネシア農薬工業会)のExecutive Director(代表)のRudolf Panjaltan氏と、農薬の環境アセスメントについて講演予定のDr. Gunner Kahlが待っていてくれました。4人でホテルのロビーで若干の打ち合わせをした後で、近くのショッピングセンター内のインドネシア料理のレストランでディナーを一緒に食べました。お皿にご飯が山の形に盛られていて、スパイスの効いたスープみたいな調味料をかけて食べました。

Rudolf Panjaltan氏は、ホテルのすぐ裏に位置するUniversity of Indonesia(インドネシアで一番の名門大学?)の出身で、ドイツの大学で修士号を取得したChemist(化学の専門家)でした。Dr. Gunner Kahlはドイツ人で、Dr. Knoell Consultant Thai Co. Ltd.という会社のManaging Directorをしている人でした。偶然でしょうが、Rudolf Panjaltan氏が留学したのと同じドイツの大学で、Geo-ecology(生態地理学?)という分野で博士号取得後、Knoellという環境アセスメントを受託するヨーロッパを中心に展開しているフランチャイス会社のタイの会社に勤務し、奥さんはタイ人だとのことでした。