2015年12月17日木曜日

北野 大先生から、昨年まで明治大学で実施していた公開講座の一部「食と生活の安全を科学する」を今年は早稲田大学で実施するので、私にも講義の一部「農薬の安全性確保」を担当してほしいという依頼がありました。日程的には予定されている講義担当日は来年の11月12日(土)で問題はありませんので、OKの返信をしておきました。

株式会社ニッポン・ジーンという会社は松枯れを起すマツノザイセンチュウを同定するDNA診断キットを販売していて、私たちは今までキットを購入(24サンプル用で22,000円)して一緒に研究をしている樹木医の阿部 豊氏が実際の検定をしていましたが、同社が有料で検査サービスもしていることがわかりましたので、今回は試しに利用してみることにしました。検査料金はサンプル数によって異なり、1サンプルだと8,100円、5サンプルだと9,936円、10サンプルだと13,608円ということで、10サンプルだと診断キットを購入するのと大差がない価格になります。ただ、株式会社ニッポン・ジーンに直接依頼はできずに、楽天市場を通してニッポンジーン・アナリシス
 http://item.rakuten.co.jp/nippongene-analysis/nr2013/
に申し込むという仕組みになっていました。
20サンプル用を注文したらすぐサンプルを入れる蓋付き遠心管を送ってきましたので、今年の10月にアメリカ滞在中にサウスカロライナ州とノースカロライナ州で見つけた松枯れ木から採取した材片と、今週の日曜13日に新潟県胎内市の荒井浜森林公園の松枯れ木から採取した材片を入れて、指示通りクール宅急便で発送しました。