2015年12月12日土曜日

JR新幹線Maxとき361号に乗って、新潟駅には午前11時52分に着きました。すぐ駅レンタカーの事務所でレンタカーを借りて胎内市に向かいました。ネットで予約したホテルに寄ってチェックインの手続きだけして、明日調査予定の荒井浜海浜公園と国道113号沿いの周辺の海岸保安林(村松浜、桃崎浜)を予備視察しました。胎内川の南に位置する村松浜までの保安林は防除の失敗(松林の中に建立された親鸞聖人大立像や、松林に隣接する大規模養鶏場、タバコ栽培組合などの反対でヘリコプターによる薬剤散布が中止に追い込まれた)でほぼ全滅に近い状態ですが、あらたに植樹をしたマツ苗が着々と育っていました。
荒井浜海浜公園は相変わらず過去に伐倒燻蒸された枯損木の丸太がまるで墓場のように林内いたるところに放置されていますが、新たな枯損木はほとんど見当たりませんでした。昨日新潟県庁の担当者と電話で話したところ、一昨年は過去最悪の松くい虫被害材積量を記録したのが、昨年はだいぶ被害が減少したとのことでした。
http://www.pref.niigata.lg.jp/chisan/1221588125296.html

夕方5時に近くの肥料会社工場に寄って、孫 立倉博士と会い、一緒にラーメン店に行って夕食を食べながらお互いの近況を話し合いました。明日は朝8時から枯損木分布調査を始めることにしました。