2015年12月7日月曜日

11月21日(土)に東京大学弥生講堂で開催されたシンポジウム「ネオニコチノイド系農薬の生態系影響」で使ったスライドとプレゼンテーションを収録した動画を公開してもよいかどうかの問い合わせがありましたので、編集をしないで全部を公開するならという条件でOKとの回答をしましたら、主催者の自然保護協会の担当者からお礼のメールが届きました。

先週の土曜にリハビリセンターに長期入院している元同僚教授/親友のN君をお見舞いに行きましたが、写真とメモを置いてきたら今日奥さんから電話がありました。N君はもう顔の向きを変えることも視線の方向を変えることもできなくなってしまっていました。口が開いたままで、ハーハーと荒い息づかいで呼吸すると思ったら、突然静かになって呼吸をしていないような状態になったり、あんまり可哀そうな状態なので、「おいN君、君はもう十分頑張って生きたからもう頑張らなくてもいいよ」と言ったことを伝えました。奥さんも恐らく同じ心境ではないかと想像しますが、延命措置をしないようにという遺言があるわけではないので、病院としては心臓が止まるまでできるだけの措置をせざるを得ないのだと思います。もう血管も破れて、肺には3リットルもの水が貯まっている状態なのだそうです。

1月7日(木)に予定されている農薬相模セミナーでの講演の準備を少しずつ始めています。今回は3つの話題を書いてこの中からどれかを選んで下さいと言ったら、主催者が全部興味があるので「最近の話題から」という演題にして約90分で全部話してはどうかと提案がありましたので、そうすることにしました。先ず、最初の話題から準備を始めました。