2016年1月12日火曜日

農薬学会大会の講演要旨を共同発表者の提案を入れて訂正・加筆して仕上げ、Webで提出しました。これでこの作業は一段落です。
次の仕事は、今月28日の講演の準備と、今月末が締め切りの原稿の準備です。

今朝はほんのチラホラでしたが、今年初めての雪が降りました。曇っていたこともあって冬らしい寒い日になりましたが、午後から水元公園に2時間運動に出かけてきました。江戸川の河川敷の大きな木にムクドリがたくさん留まっていました。今の時期は木々は落葉して枝だけなので、鳥の姿がはっきり見えます。水元公園の不動池ではムクドリが水浴びしている珍しい光景を初めて見ました。シジュウカラとヒヨドリも久しぶりに姿を見ました。
ろうばい(の黄色い花と梅の紅い花が咲いていました。受粉作業をしてくれるミツバチや蝶の飛んでいないこんな寒い時期に開花するということは、耐寒性があるだけでなく、何か理由(有利なこと)があるのでしょうが、植物生理・生態学に疎(うと)い私にはわかりません。ただ、他の草木がほとんど枯れている時期ですので、鮮やかな色彩が目立ち、楽しませてくれます。

ろうばい(蝋梅)は、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A4 種子にアルカロイドのカリカンチンという有毒物質を含んでいて、ラットに静脈注射した時の致死量は17mn/kgとのことなので、鳥や昆虫に種子を食べられるのを防いでいるのかも。

帰りに園芸学部に寄って、卒論発表会や定年退職する教授(今年は5人)の最終講義の日程が掲示されているか探してみましたが、見当たりませんでした。日程が決まるのはセンター試験(今月16日~17日)が終わってからかもしれません。私も大学を離れて大分経つので、行事の日程がどうなっていたか忘れてしまいました。
代わりに、元学長の古在豊樹先生(空手部時代の1年後輩)の特別講演会のポスターが目に入りました。現在は柏の葉キャンパスの千葉大学健康環境フィールド科学センターに設置したNPO植物工場研究会の理事長をしています。植物工場の日本における第一人者として、相変わらず活躍しているようです。