2016年1月27日水曜日

私は以前一般社団法人農協協会が発行している農業協同組合新聞の取材を受けて、農薬問題について記事が掲載されたことがありますが、それ以降毎年「新年の集い」の案内がきますが、今まで一度も出席したことはありませんでした。
今回は特別講演が佐高 信(まこと)氏の「安倍政権を批判する-どうする この国のかたち」で、興味がありましたので、講演の部だけ参加してきました。地下鉄千代田線の大手町で降り、A5出口を出て地上に上ると、巨大な高層ビル群が林立していて圧倒されます。会場はアーバンネット大手町ビルの21階でした。

会場は一杯で、補助椅子を追加していましたが、主催者から最初に今日の講演は写真撮影も録音も禁止ですと釘を刺されてしまいましたので、写真なしに手書きでノートにメモを取りました。佐高 信氏は1945年(昭和20年)山形県酒田市生まれで、慶応義塾大学法学部卒業後、農業高校教員、経済誌編集長を経て、現在はノンフィクション作家、評論家とのことでした。
歯に衣(きぬ)を着せない歯切れのいい論調で、安倍政権と現在の自由民主党の主流派を痛烈に批判しましたが、これでは写真撮影も録音も禁止してオフレコにせざるを得ないなと納得しました。
TPP(Trans-Pacific Partnership 環太平洋戦略的経済連携協定)や原子力発電をどう見るかは別にして、憲法9条の改正(改悪)や、再び戦争に引き込まれかねない政治の動きに対する危惧など、私と共通の認識もたくさんありました。