2016年1月4日月曜日

N君の火葬が行われた斎場は、21年前に私の母が85才で亡くなった時に火葬されたのと同じ斎場でした。少し早めに到着したら、すでに奥さんと長男と、N君が弟と呼んでいた従弟(北里大学名誉教授で、現在は福島県にあるいわき明星大学客員教授、薬学)が来ていて、間もなくもう一人N君と千葉大学教員時代に仲が良くてその後日本大学歯学部に移ったF先生が奥さん同伴で到着しました。F先生(細菌学)はN君や私よりも2才年長ですが、日大教授を定年退職後は趣味の音楽に打ち込んで、コンサート活動などをしているようです。
誰にも連絡しないと言っていましたが、結局N君と生前非常に親しかったこの二人にだけはお知らせすることにしたようでした。火葬が行われている時間は待合室でお茶を飲みながら皆でN君のことをいろいろ思い出しながらお話をしました。

火葬が終わって、骨を拾って骨壺に入れ、奥さんと長男とN君の遺骨を私の車でご自宅まで送りました。N君は千葉大学教授を定年退職後かれこれ8年近く入院して闘病生活をしていましたので、久しぶりに自宅に帰れました。これから納骨までの間、奥さんと長男の話し声を聞きながら自分の家でゆっくり休んでほしいと思います。