2016年2月19日金曜日

運転免許の高齢者研修(13:30-17:00)を受ける予約がしてありましたので、松戸市内の自動車教習所にちょっと早めに行きました。70才~74才の人が10数人来ていました。全員で高齢者の運転上の注意のビデオを観た後、3人ずつのグループに分かれて実際に教習場で車を運転しました。私は野外調査に出かける必要上からも今でも日常的に車を運転しているし、オートマ車なので特別問題はありませんでしたが、残りの2人はマニュアル車でその中の1人は8年間運転していないとのことで、クラッチを離すタイミングがうまく合わなくて何回もエンジンが切れてしまいました。試験ではなく単に研修でしたが、隣に教員が座っていてあーしろこーしろといろいろ指示をされるので緊張してしまったのでしょう。
その後、教室に戻って、模擬車に乗ってスクリーンを見ながらシミュレーション運転をして、ブレーキをかける反応速度や歩行者を認識する反応速度や走行車線内を走る確率などの測定をしました。さらに、眼医者や眼鏡屋にあるような機械の前に座って、前を向いたままですれ違う物体を認識できる角度の検査や、明るいところから暗いところに変わった時に適応できる速度などの検査もしました。
最後は免許更新の手続きなどの説明を聞いて、免許更新の時に必要となる受講証明書を渡されました。

タイに送るスライドは、全体を通して見直したら追加したいスライドがでてきましたので、今日は送信せずにその追加作業をしました。主催者からの要望事項の一つは、日本は耕地面積当たりの農薬散布量は非常に多いにもかかわらず、食品から残留農薬が検出される割合が約0.2%と低い(逆に言えば99.8%検出もされない)のはどういう理由かについても説明してほしいとうことでしたので、農薬散布量国際比較のグラフをネットで検索したら、最近の統計では中国が1番で17.8Kg/ha(2010年)、韓国が2番で13.1Kg/ha(2009年)、日本は12.1Kg/ha(2010年)で3番、タイは4.1Kg/ha(2009年)で15番、アメリカは2.4Kg/haで23番でした。しかし、作物別の農薬散布量で比較すると、日本とその他の国で大差はなく、日本の方が多い作物も少ない作物もありました。一般に、集約的栽培の果樹や野菜は多く、粗放的栽培の穀類は少ないので、国によってどちらの栽培面積が多いかによって面積当たり農薬散布量が多く見えたり少なく見えたりするということのようです。
日本は農薬散布作業に伴う中毒事故も非常に少ないのは何故かについても、説明のスライドを追加しました。

妻は花粉症の症状が年々酷くなり、今の時期は鼻が詰まって目がくしゃくしゃしているだけでなく、今年は喉もやられてまともにしゃべれなくなっていて最悪です。可哀そうですが、仕方がありません。