2016年2月14日日曜日

市橋君の更生を支援する会の幹事から、テレビ番組プロダクション会社が事件をとりあげることに対する不信のメールが届きましたので、以下の返信をしました。
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本山先生 ご無沙汰しています。 テレビ番組の件ですが、すでに終わってずいぶん年月が経って、本人ご家族共に罪を償っています。 ビジネスの為にぶり返す事に心を痛めています。心ない人達に落胆しました。そっとしておいて欲しいものです。
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このところ野外調査に追われていて、返信が遅くなって失礼しました。
私の今までの経験では、テレビ番組プロダクションの会社は、あらかじめストーリーが決まっていてそれに合わせるような取材をする場合と(その場合はストーリーに合わない発言はカットする)、取材した結果でストーリーを作る場合があります。今回取材申し込みのあった会社はどちらのタイプかはわかりませんが、リンゼイさん殺害事件を含めて5件の事件について4月に放送する番組を制作することは決まっているようです。
市橋君やご家族のような関係者にとっては、時間の経過にともなって事件が風化して社会から忘れられる方が静かな生活が乱されなくてよいのでしょうが、メディアにとっては事件が風化しないように時々テレビ番組や記事にして取り上げることが使命と考えたり、商売のタネなのでしょう。
私は取材を断ることも選択肢としてありましたが、そうするとプロダクションは市橋君のことを直接知っている人からの正しい情報がないまま、当時メディアが作り上げた市橋君の虚像のまま番組が制作されて放送される可能性が高いのではとも考えました。
取材は日程調整の結果、2月15日(月)の11:00~14:0013:00に松戸で行われることになりました。少しでも、私の知っている学生時代の市橋君の、将来の夢を持っていた普通の若者としての姿を伝えられればと思っています。
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午前中は春一番が吹いて荒れ模様でしたが、午後からは風も収まりましたので、水元公園に2時間ほどウォーキング/ジョギングに行ってきました。春のような温かい日になったせいか、いろいろな野鳥を見ることができました。
帰りは江戸川堤防を通ったら、江戸川に平行して造成された流水路のふれあい松戸川の岸辺に座っている人がいました。キャンバスを立てて絵を描いているものとばかり思いましたが、写真を見ると譜面のようですので、後姿で楽器は見えませんが音楽をやっていたようです。

実は、一昨日甚兵衛の森での調査が終わって、荷物を2つ(バックパックと手提げ袋)持って駐車場の車のところに行こうとしていた時に、駐車場と公園の境に設置してあった高さ10cmぐらいの縁石につまずいて、派手に転んでしまいました。体が疲れていて足が動かなかったのか、荷物に気が取られて縁石に気が付かなかったのかはわかりませんが、危ないところでした。老人が転ぶとよく骨折をすると聞きますが、幸い腰をアスファルトに強く打っただけで済みました。できるだけ時間を作って運動をするようにはしていますが、73才を過ぎて体は確実に老化していますので、気を付けなければと思います。昨日は痛みが残っていた腰の骨も、今日はほとんど感じない程度になりました。